週刊文春 電子版

“プーチンの戦争”に反対したベラルーシ外相急死の波紋

THIS WEEK「国際」

名越 健郎
ニュース 国際 ロシア

 11月23日、アルメニアの首都エレバンで開催された旧ソ連6カ国による集団安保条約機構(CSTO)首脳会議。この会議の場で、ロシアの求心力低下があらわになった。

 会議では侵攻に批判的なカザフスタンのトカエフ大統領が「和平を模索する時が来ている」と発言し、アルメニアのパシニャン首相は、「CSTOの機能不全」とロシア中心の体制を批判した。プーチン大統領はいつも通り「我々は結束している」と訴えたが、首脳会議に目立った成果はない。

毎月のように会談するプーチンとルカシェンコ

 その中で、プーチンの“盟友”ルカシェンコ大統領率いるベラルーシの動きに注目が集まっている。開戦後もプーチンを支持し続けるルカシェンコだが、自国への参戦要請だけは断り、今回の首脳会議でも「流血を終わらせ、和平交渉が必要」と強調した。

 この背景の一つと考えられるのが、西欧側のベラルーシへの揺さぶりだ。

初月300円でこの続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 音声・動画番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る

source : 週刊文春 2022年12月8日号

文春リークス
閉じる