「電気自動車(EV)の工場で、800人の雇用を生む」
かつて壮大な計画を唱えたのは、ナノオプトニクス・エナジー(現ユニモ)の社長だった藤原洋氏(68)。総務省「デジタル変革時代の電波政策懇談会」委員を務めるなど、デジタル分野の第一人者だが……。
藤原氏は1996年にインターネット総合研究所を創業。同社はマザーズの上場第1号となった。2000年にはブロードバンドタワーを設立し、ジャスダックに上場。ベンチャー経営の傍ら、政府のデジタル政策にも深く関わってきた。
「実は藤原氏は、デジタルで地方活性化を目指す岸田文雄首相の看板政策『デジタル田園都市国家構想』の旗振り役です。今年2月には『一般社団法人デジタル田園都市国家構想応援団』を設立し、代表理事に就任。設立総会には、若宮健嗣デジタル田園都市国家構想担当相(当時)が出席し、9月には岡田直樹現担当相とも大臣室で意見交換をしていました」(政治部記者)
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source : 週刊文春 2022年12月22日号