餃子の王将捜査が「二合目で遭難してもうた」ワケ

「週刊文春」編集部
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「餃子の王将」の社長が射殺されたのは9年前の師走だった。2022年10月、ようやく“実行犯”が逮捕されたのだが、あれから2カ月、捜査側から聞こえてくるのは溜息ばかりだ。

「王将フードサービス」の大東隆行社長(当時72)が、凶弾に倒れたのは、13年12月19日。長らく迷宮入りと囁かれていたが、9年近い時を経て急展開。京都府警は、別の事件で服役中だった特定危険指定暴力団・工藤会(北九州市)の二次団体・石田組本部長、田中幸雄(56)を、社長殺害と銃刀法違反の容疑で10月28日に逮捕した。

亡くなった大東前社長

「田中は金融業界などで勤め人の経験がある異色のヤクザ。逮捕直後から自身の経歴やヤクザ論などの雑談には気さくに応じ、捜査員からは『おしゃべりインテリ』と評された。ただ事件については一貫して黙秘しています」(社会部記者)

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source : 週刊文春 2023年1月5日・12日号

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