「全国的な旅行需要の喚起を着実に進めていきたい」
1月4日の会見で、国が旅行代金を補助する「全国旅行支援」の再開を発表した岸田文雄首相。だが、肝心の旅行業界から、思わぬブーイングが起きている。
昨年10月スタートの全国旅行支援。各都道府県に5600億円が配分された第1弾は昨年末で終了、今月10日から第2弾が始まった。
「第2弾では、これまで40%だった宿泊代金の割引率が20%に引き下げに。割引の上限額も同様で、交通費とセットになっている旅行パッケージは8000円から5000円に、その他は5000円から3000円に引き下げられます」(国交省担当記者)
とはいえ、地域で使えるクーポン券を平日は2000円、休日は1000円分貰えるなど、旅行者には変わらずお得感が大きい。しかし――。
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source : 週刊文春 2023年1月19日号