「老害の人」の多くは、自分は「余人をもって代え難い人間だ」とまだ思っている――。

 昨秋に発売された作家・内館牧子氏の小説『老害の人』の一節だ。売れ行き好調だが、永田町にも相次いで耳目を集めた“老害の人”が2人いる。

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source : 週刊文春 2023年2月9日号