自分の住んでいるカリフォルニア州バークレーでは2019年からガスコンロが禁止になった。

　禁止する理由は有害な化学物質が出るから。最も多いのは、有機溶剤としておなじみのベンゼン。調理器具から出るベンゼンは微量だが、体内に蓄積されると、小児喘息やガンの原因になるという。また、地球温暖化を引き起こすメタンも発生する。

　そこでバークレー市は新築の住宅や商業用ビルにガスコンロを設置することを禁止した。火力が必要なレストラン業者は抗議しているが、バークレー以外の市にもガスコンロ禁止法は広がっている。去年の秋には全米消費者製品安全委員会でも議題として取り上げられた。

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