「まさに『目をむく』という表現がピッタリだった」

 経済部記者がそう評したのは、2月5日の「日曜討論」(NHK)での芳野友子連合会長(57)のことだ。労使関係論が専門の首藤若菜立教大教授が、賃上げが実現してこなかった理由を説明する際に「労使の共犯」と断じると、厳しい表情で睨んだのだ。

18歳でミシンのJUKIに就職し労組委員長も務めた

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source : 週刊文春 2023年2月23日号