「卒業を控えた今年度の6年生のうち、半数が留年という“異常事態”です。さらに、多くの学生がアカハラを訴えています」
こう告発するのは、私立鶴見大学の歯学部に所属する学生Aさんだ。
曹洞宗の大本山・総持寺が母体の学校法人「総持学園」が運営する鶴見大。1970年設置の歯学部は多くの歯科医師を輩出してきた。2022年度は6学年478人が在籍中だ。
そんな鶴見大歯学部で、ある問題が指摘されている。
「留年率が異常に高いのです」(同前)
今年度は1月17日までに卒業試験を3回実施。20日に合格者が発表された。ところが――。
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source : 週刊文春 2023年3月16日号