大手ディスカウントストア「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス（PPIH）の業績が急伸している。8月16日発表の今年6月期決算では、売上高（1兆9367億円）や営業利益（1052億円）で過去最高を記録した。

「仕入れコストや光熱費などが嵩んだ一方で、コロナ禍からの脱却や“情熱価格”と呼ばれるプライベートブランドの販売拡大、外国人旅行者の増加に伴う免税品販売の急速な回復などが業績を押し上げた。吉田直樹社長は決算会見で『デフレの時代だけでなく、インフレの時代にも強いことを証明していきたい』と述べました」（経済部記者）

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