「泣いて帰りましたね。やっぱ、この夢は捨てなあかんなと」
トップアイドルを夢見た少年は、東京・六本木からの道中、擦り切れたホテルの布スリッパで夜道を歩いていた。
8月29日、ジャニー喜多川氏の性加害問題について、ジャニーズ事務所の委託を受けて調査を行った「再発防止特別チーム」(座長・林眞琴前検事総長)が会見を行った。
「1970年代前半から2010年代半ばまでの長期間に渡り、ジャニーズJr.に対し、広範囲に性加害を繰り返していたことが認められました」(林氏)
関西ジャニーズJr.として活動した長渡(ながと)康二氏(40)は、「再発防止特別チーム」のヒアリングを受けた一人だ。
大阪で生まれ育った長渡氏はSMAPに憧れ、小学校6年生だった1996年に履歴書を送った。約3カ月後、ジャニー氏本人から直接電話があり、大阪市内の朝日放送でのレッスンに呼ばれた。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます
キャンペーン終了まで
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
-
3年プラン
59,400円一括払い、3年更新
1,650円/月
オススメ!期間限定
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
有料会員になると…
世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!
- スクープ記事をいち早く読める
- 電子版オリジナル記事が読める
- 解説番組が視聴できる
- 会員限定ニュースレターが読める
source : 週刊文春 2023年9月7日号