日本維新の会の衆院議員が公設秘書に市議を起用し、物議を醸した“兼業問題”。そこで、公設秘書が衆院事務局に提出する兼職届を調査したところ……エッ、報酬総額2300万円!?
兼業は役職だけで無報酬の例も珍しくない中、次点の1223万円を突き放し、報酬総額で断トツ首位となったのが、野間口雅彦氏。維新・杉本和巳衆院議員(63)の政策秘書だ。
「杉本氏は早大卒業後、興銀に入行。ハーバード大への留学経験もあります。当選4回で、党HPによれば、代議士会会長を務める幹部です」(政治部記者)
杉本氏を巡っては、小誌は21年11月4日発売号で、議員会館でオームチャンティングと呼ばれるヨガ儀式を行っていたことを報道。政治活動とは無関係な信者らと「オ〜ム〜、オ〜ム〜」とマントラ(聖なる言葉)を唱えていたのだ。
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source : 週刊文春 2023年10月12日号