「瑕疵はなかったが、説明が不十分だった」

 

 10月10日に開いた記者会見で、虐待禁止条例の改正案取り下げを表明したのは、自民党埼玉県議団の団長、田村琢実県議(52)だ。

 地元記者が解説する。

「改正案は、小学3年生以下の子どもだけで公園で遊ばせたりしたら『虐待』とみなすというもの。現実味がないと批判が噴出し、撤回に追い込まれました。この改正案を主導していたキーマンが、田村氏です」

 

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source : 週刊文春 2023年10月26日号