mRNA(メッセンジャーRNA)に関する研究が評価され、米ペンシルベニア大学のカタリン・カリコ氏と同大学のドリュー・ワイズマン氏がノーベル生理学・医学賞を受賞することが決定した。両氏の研究は、人工合成された遺伝情報伝達分子であるmRNAの課題を克服し、mRNA技術を活用した新型コロナワクチンの開発と実用化に大きく貢献した。

 ノーベル賞を機に再び耳にすることになったmRNA。実はmRNAに関する研究は何十年も前から進められていたことや、新型コロナウイルスワクチンだけでなく、がんや希少疾患などの分野でも研究が進められていることを知っている人は少ないのではないだろうか。カリコ氏らが発見したmRNA技術を活用して新型コロナワクチンの実用化に成功したモデルナは、mRNAについてもっと知りたいとの声を受け、mRNAについて楽しく学べるWebサイト「mRNAカレッジ」を開設している。

「mRNAカレッジ」では、わかりやすいアニメーション動画で、mRNAとはそもそも一体何なのか、その研究の歴史や役割、未来のワクチンや治療薬への応用の可能性などについてわかりやすく学ぶことができる。さらに、学んだ結果を確認できるクイズに全問正解すると、誰でも無料で「mRNAカレッジ」のメンバーになることもできる。
 大きな可能性を秘めたmRNAについて、「mRNAカレッジ」で楽しく学んでみませんか?

mRNAについて楽しく学べるWebサイト「mRNAカレッジ 」
https://mrnacollege.com/?tc=ps_ojrybyi&cc=1007

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source : 週刊文春