最近、聞こえにくいけれど、補聴器を使うのはためらいがある……こんな悩みを抱えている人は多いのではないだろうか。補聴器を使いこなし、快活に過ごす作家の吉永みち子氏と山本一力氏が語り合った。

補聴器を着けた日から話し声が小さくなった

直木賞作家 山本一力氏
1948年高知県生まれ。2002年、『あかね空』で第126回直木賞受賞。精力的な執筆活動の傍ら、音楽や映画にも造詣が深い。

ノンフィクション作家 吉永みち子氏
1950年埼玉県生まれ。1985年『気がつけば騎手の女房』で第16回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。コメンテーターとしても活躍。

吉永 息子がね、うちのテレビの音を聞いて「隣の家に聞かせているのか」って言うんです。“そんなことないでしょ”と思ってたんだけど、いざ補聴器を着けてみたら大きな音で驚きました。一人暮らしだから言ってくれる人がいなかったんですよ。

山本 僕の場合、補聴器を耳に入れたその日に妻から「声が小さくなった」って言われたよ。それに補聴器をつけてビルの中を歩くと、コツ、コツと靴音が聞こえてくるんだ。こんなにも音が響くのかと感動したね。

吉永 聞こえる、会話できるって実は当たり前じゃないよね。以前は会議や友人とのおしゃべりでも、一生懸命聞こうとして、聞こえない部分は想像で補っていたんだけれど、そうやって会話についていくと疲れるんですよね。かといって、何度も聞き返すのは申し訳なくて。みんなが笑ったことを二回も繰り返すと場がしらけるじゃない。

山本 相手とちゃんと話ができないと、どうしても緊張してしまうよな。聞くことにエネルギーを使ったら、肝心な会話に入る時にくたびれちゃうわけだし。補聴器があれば、そのエネルギーは必要ないんだから、自信につながるよね。それに周囲の負担も減らせる。以前は子どもたちは、僕が聞き取りにくいんじゃないかと気を使っていたようなんだけれど、補聴器を着けてからは自然と喋れるようになったよ。

「補聴器=老い」のイメージは過去のものにしよう

吉永 メガネは抵抗なく受け入れられるのに、補聴器は老いのイメージがあって抵抗感を示す人が結構いるんです。今は技術が進歩しているのに、その便利さを享受できていないなんて、もったいない。

山本 そうだよね。かくいう僕自身、初めて補聴器を着けたときは、指先ほどの小さな器械に全部の機能が入っているなんて、考えられなかった。どこかに大型の親機があるだろうと思っていたんだから。

吉永 親機って(笑)。私は補聴器をスマホと連携させて最近音楽を聴くようになりましたよ。音楽と一緒に外の音も聞こえるからすごく便利!

山本 補聴器とスマホが連携しているおかげで、電話もスムーズだよ。今までは妻が電話を受けたり、かけるのにも手を借りたりしてたんだけど、手間がなくなったね。

吉永 せっかく長生きできる時代。楽になるところはしっかり恩恵を受けて、長い人生を楽しまなくちゃね。まずは最初の一歩を踏み出してみてほしい。

山本 我々の世代はいろんなものが0から1に変わる瞬間をいっぱい体験してきているんだよな。補聴器の進化も、まさにその一つ。まだ着けていない人にこそ実感してほしいね。

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source : 週刊文春 2024年3月7日号