スターキーの新製品「Genesis AI(ジェネシス エーアイ)」は、快適な聞こえと多彩な機能で「わずらわしい」という補聴器のイメージを、「なくてはならない」ものへと変えていく。
AIを搭載しながら最長2日間使える省電力設計
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スターキージャパン
代表取締役社長
補聴器に先進技術を取り入れてきたスターキー。その最新補聴器となる「ジェネシス エーアイ」は、人間の脳の働きを模倣した人工知能(AI)技術・DNNを採用した。
「ジェネシス エーアイでは普段からAIが毎時8000万回も聞こえを自動調整していますが、それでも聞こえにくいときは、『エッジモードプラス』機能をオン。DNNが周囲の音環境に合わせて聞こえを一瞬で調整し、“瞬間快適”な聞こえを実現します」
スターキージャパン代表取締役社長の西村啓司氏はこう胸を張る。
さらに音声処理においても人間が持っている聴覚機能の数々を補聴器で再現し、よりゆがみのない自然な聞こえに近づけている。例えば音の圧縮処理では内耳(音を感じ取る器官)の働きを再現し、今ある聴力を最大限生かすことを目指している。
こうした進化は「高性能チップなくしては成しえなかった」と西村氏。
「最新プロセッサーはパワー、スピード、容量のすべてで従来に比べて性能が飛躍的に向上しています。さらに電池消費量は従来品よりも約25%削減。器種によっては最長で51時間使用できます。万一、電池が切れても安心の急速充電対応。10分の充電で3時間使用可能です」
スマホ連携で健康管理。見守り機能も搭載
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CES®2024 イノベーション・アワード受賞
聞こえだけではない。スターキーの補聴器は、健康管理や暮らしのサポートにも役立つことを目指して設計されている。スマホとの連携で歩数や補聴器の使用時間、社会活動量などを測定。「先週は出掛けてなかったな」などがひと目でわかり、健康的な暮らしを助けてくれる。
さらに見守り機能があるのが頼もしい。専用の「みまもりアプリ」を使えば、家族と活動状況や健康状態を共有できる。補聴器が転倒を検知して家族のスマホに知らせることも可能。家族と離れて暮らす人の安心材料になりそうだ。
「聞こえをより快適にしていくのは、補聴器メーカーの使命です。私たちはそこからさらに進んで、補聴器をより健康で、アクティブに生きるための“ヘルサブル”デバイスとして活用いただきたいと願っています。ジェネシス エーアイは、その第一歩です」
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