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生クリームもバターも卵も使わない新しいスイーツ「ノンバターサンド」。食の未来を担う植物由来のプラントベースフードとは。〈PR〉

伊藤忠商事wellbeans(ウェルビーンズ)の挑戦

「週刊文春」編集部

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「おいしさ」「素材」「健康」「環境」、この4つにこだわった製品を開発・展開する伊藤忠商事のフードブランド「ウェルビーンズ」。おいしく食べることで、すこやかな未来をめざす、「食」の挑戦とは。

舌の上で溶ける濃厚なクリーム

 しっとりとしたクッキーにはさまれた、たっぷりのクリーム。口に運ぶと、濃厚なクリームの味わいが広がり、そこに芳醇なラムレーズンとシロップ漬けのりんごが顔をのぞかせる。濃厚なのに、さっぱりとした後味。2個、3個と手をのばしたくなるおいしさだ。

 商品名はウェルビーンズのノンバターサンド「ラムレーズン&アップルプレザーブ」。昨年12月、公式ECサイトで販売が開始された。

昨年12月から発売を開始した「ノンバターサンド」。サクッと軽やかなクッキーと濃厚なのにスッとほどけるクリームが絶妙のコンビネーション。コクがあるのに、後味はすっきりと爽やかだ。

 実はこのスイーツ、その名前の通り、バター、生クリーム、卵など、動物性の食材を一切使っていない。コクのあるクリームは特許製法の豆乳などから作られているというのだ。食べたあと、そう聞かされても、にわかには信じられない。

 「ウェルビーンズ」は2022年7月にお披露目された伊藤忠商事独自のフードブランドだ。その誕生の経緯を、スタート当初からプロジェクトに携わった食料カンパニー食品流通部門の大久保健二郎さんに訊いた。

 「近年、アメリカでは『ビヨンドミート』や『インポッシブルフーズ』のような、大豆ミートを中心にしたフードテック企業が注目されています。伊藤忠の食料カンパニーの中にも、大豆加工の分野で半世紀以上の歴史とノウハウをもつ事業会社があるんです」

 それが不二製油だ。2022年度の売上高が5574億円になる大きな会社だが、メーカー向けに中間素材原料を提供するBtoB事業がメインなので、一般消費者の知名度はそれほど高くない。

注目を浴びるプラントベースフード

 「不二製油の企業価値をさらに向上させ、その技術と商品をもっと多くのお客さまに知ってもらうために、製品の販売・伊藤忠商事、技術開発・不二製油というチームでプラントベース食品ブランド『ウェルビーンズ』を立ち上げたんです」(大久保さん)

 プラントベースフードとは、動物由来の原材料を配合せず、植物由来の原材料を使用した食品全般のこと。「大豆ミート」「植物性ミルク(豆乳、アーモンド)」などが、その代表だ。

ウェルビーンズのプラントベーススイーツ第一弾として発売された「超濃厚テリーヌ」(ショコラ&抹茶)。植物性素材だけでつくられたとは思えない濃厚な味わいだ。

 畜産は地球温暖化の原因となる温室効果ガスを大量に排出する。さらに飼料の栽培、家畜の飲み水などに大量の水が使われる。それに比べると、植物性素材は環境への負荷が少ない。

 「ただ、『ウェルビーンズ』は環境にいいとか、サステナブルであるということで、植物性素材を使っているわけではありません。『ウェルビーンズ』のこだわりは、まず第一に“おいしい”こと。おいしいからこそ、植物性素材を使うんです」。大久保さんはそう言う。

 ノンバターサンドには、豆乳クリームバター「ソイレブール」が使われている。動物性バターに較べると融点が低いので、舌の上でなめらかな口溶けが楽しめる。濃厚でありながら、さっぱりとした味わい。しかもコレステロールはゼロ。「ソイレブール」とはどういうものなのか、開発した不二製油を訪ねた。対応してくれたのは、乳化・発酵開発部部長の熊谷智明さんと「ソイレブール」を開発した乳化・発酵開発部の唐谷直宏さんだ。

 「当社は植物性油脂が祖業です。パームやヤシの油脂を分別する技術を開発し、融点や物性が異なる油脂の性質を様々な食品に応用したんです」

 「いろいろ分けて、何が、どうおいしいのか研究する」。これが不二製油のフィロソフィーだと熊谷さんは言う。大豆からタンパク質を分離し、国内でいち早く商品化したのが不二製油だった。プラントベースが提唱される遥か昔から、植物性素材に着目していたのだ。その大豆加工素材と植物性油脂の技術が結びついた。

「豆乳クリーム」という新しい可能性

 「たとえば卵だったら、タンパク質が中心の卵白と油分が中心の卵黄に分かれますよね。牛乳だったら脱脂粉乳がタンパク質部分で、生クリームは油分が多い。それと同じように、大豆から低脂肪豆乳と豆乳クリームを分離することに成功したんです。これが世界初のUSS製法です」(唐谷さん)

 バターに負けない濃厚さをもつ豆乳クリームという新しい素材が生まれたことで、さまざまな製品が大豆からつくれるようになった。その代表格が豆乳クリームバター「ソイレブール」なのだ。

 伊藤忠商事の大久保さんは、「ウェルビーンズ」の可能性についてこう語る。

 「おいしく食べて、からだにやさしく、環境にもやさしい。『ウェルビーンズ』を通じて、そういうライフスタイルを実現し、すこやかな未来につなげていってもらえたらと思っています」

wellbeansのプラントベーススイーツ

(右)non butter sand ギフトセット(10個入り)¥2,980(税込) *No.1ラムレーズン&アップルプレザーブとNo.2キャラメルコーヒー&アーモンドプラリネの詰め合わせ (左)超濃厚ショコラテリーヌ(ギフトボックス入)¥3,980(税込)*超濃厚抹茶テリーヌもある。

提供:伊藤忠商事株式会社

photograph:Hirofumi Kamaya
design:Takayoshi Ogura

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source : 週刊文春 2024年3月28日号

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