森喜朗「疑惑の4000万報告書」と「派閥復活」の悪だくみ《次は福田派》【安倍派“裏金のドン”を誌上政倫審!】

「週刊文春」編集部

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 安倍派を牛耳ってきた森元首相の国会招致を求める声が高まっている。だが、岸田首相は「実態把握の努力は続ける」と語るばかりでその気は無いようだ。ならば、ここに開催しよう。裏金問題の暗部に迫る誌上政倫審だ!

 

▶餅代、氷代年4000万円記載せず 森会長時代からの悪習
▶安倍派秘書が証言「検察に“森さんの君臨”を話した」
▶森「塩谷が1人で責任を取れ」「今後は福田達夫中心に」
▶有権者買収大臣を「お前、悪いことしてないだろ」音声
▶五輪汚職高橋治之“300万新証言”でも法廷に出ず

岸田首相、馳浩石川県知事(中央)とアンテナショップの式典に参加(3月9日)

 黒塗りのトヨタ・センチュリーが、都心の高級老人ホームに横付けされたのは、3月11日の午前11時過ぎのことだった。ナンバープレートには、持ち主が大会組織委員会の会長として携わった東京五輪を連想させる数字が並んでいる。

 それから間もなく、玄関口に現われたのは、“安倍派のドン”として長らく君臨してきた人物だった。

 週3回の透析治療を受ける身ながら、前々日の9日には、岸田文雄首相(66)らと都内で石川県のアンテナショップのオープン式典に出席。挨拶にも立ち、健在ぶりを見せつけていた。

 この日も、未だ大物政治家としての風格と威厳を漂わせる森喜朗元首相(86)に小誌記者は声をかけた。

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source : 週刊文春 2024年3月21日号

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