「一体、何を考えているか分からない」。永田町や霞が関から聞こえてくるのは、岸田首相に対する嘆き節だ。そんな首相が水面下で洩らしてきた肉声を徹底解析すると、最高権力者としての恐るべき実像が浮き彫りになった。

 

▶︎翔太郎“危険運転”で地元事務所にクレーム
▶︎大臣の妻が証言 裕子夫人「広島に帰りたい」「独りぼっち」

 悠然と聳える山々に囲まれた島根県奥出雲町。日本最古の歴史書・古事記に記される「ヤマタノオロチ伝説」の舞台として知られ、“神々の国しまね”を象徴する場所の一つだ。そんな神話の伝わる里山の一角に品川ナンバーのセンチュリーが滑り込んだのは、4月21日正午前のことだった。降りてきたのは、岸田文雄首相(66)その人である。

岸田政権の支持率は2割前後

 首相がこの日、島根県を訪れたのは、1週間後に投開票を迎える衆院島根1区補選の応援演説のため。用意された選挙カーの上でマイクを握ると、険しい表情で「自民党に対して大変厳しい目が注がれている」と切り出した。

 だが、小誌が今回、複数のルートから入手した岸田首相の「オフレコメモ」に記されていたのは、そんな殊勝な言葉とは裏腹の“禁断の本音”だった。

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます

週刊文春電子版に超おトクな3年プラン59,400円が登場!月額プラン36ヵ月分と比べて19,800円、年額プラン3年分と比べて6,600円おトク!期間限定12月2日(月)まで!

キャンペーン終了まで

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

  • 3年プラン

    59,400円一括払い、3年更新

    1,650円/月

    オススメ!期間限定

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 2

  • 18

  • 6

source : 週刊文春 2024年5月2日・9日号