とほほ、だ。7月7日投開票の東京都知事選は、1週間前に出揃った各紙の情勢調査結果を見て既に興がさめた。
読売の1日配信記事は「小池百合子氏リードに自民党安堵」「蓮舫氏は無党派層取り込みに苦戦」と題し、「蓮舫氏を支持する無党派層は1割強にとどまり、広島県安芸高田市前市長の石丸伸二氏にも後れを取る」「岸田内閣を支持しないと答えた人でも約4割は小池氏を支持しており、蓮舫氏は政権批判票の受け皿になれていない」と書く。
小池氏に劣るどころか、無党派層で蓮舫氏が3位に沈むのは致命的だ。政権批判票と無党派票の獲得こそが、立憲民主党の生命線だろうに。
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source : 週刊文春 2024年7月18日号