「外国の人は30ドル払ってもらい、市民は5ドルくらいにしたい」
世界遺産・姫路城の入城料を巡り、今年6月、国際会議の場で宣言したのは清元秀泰・姫路市長(60)だ。
現在、姫路城の入城料は1000円。市長の値上げ発言が物議を醸している。
「市長は値上げの理由を『耐震補強等に必要なコスト』などとしていますが、問題は外国人と日本人で差をつける『二重価格』。インドのタージマハルやカンボジアのアンコールワットなど、自国民と外国人とで二重価格を設定するのは世界的には珍しくないですが、国内では前例がない。この発言がニュースで取り上げられると賛否両論が巻き起こりました」(地元記者)
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source : 週刊文春 2024年8月29日号