「『やっと捕まったか』と思いましたね」
2022年4月23日に北海道の知床沖で発生し、乗客乗員26人が死亡・行方不明となった観光船「KAZU I(カズワン)」の沈没事故。運営会社「知床遊覧船」の社長・桂田精一容疑者(61)と事故直後に電話でやりとりしていたAさんは、桂田容疑者逮捕の一報を受け、こう語った。
第1管区海上保安本部が桂田容疑者を逮捕したのは、9月18日午前9時37分のこと。容疑は「業務上過失往来危険」及び「業務上過失致死」だった。
「海上保安本部は『証拠隠滅の恐れ』を理由にこのタイミングで逮捕に踏み切った。桂田容疑者の認否については明らかにしていません」(全国紙社会部記者)

事故発生から逮捕に至るまで実に2年半もの月日が経過していた。遺族の1人が振り返る。
「ひとまず安心しましたが、裁判でどれだけの罪に問われるのか。桂田社長からは、事故後、個別に謝罪はありませんでした。これまでの言動を見る限りでは、とても反省しているとは思えません」
逮捕までの約2年半、桂田容疑者は知床にある自宅でごく普通に暮らしていたという。
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source : 週刊文春
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