新政権発足と同時に号砲が鳴った総選挙。自民は裏金問題以降、初めて国民の審判を仰ぐことになる。あの裏金議員の行方、立憲の野田新代表効果、維新を襲う“兵庫県知事ショック”……。どこよりも早く詳しい当落予測(予測は10月2日時点)。

 

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 石破茂新政権が、早くも国民の審判を受ける。石破氏が、10月27日投開票の日程で総選挙を行う方針を明言したのだ。

 政治部デスクの解説。

「石破氏は総裁選の論戦では、早期解散に慎重な態度を示していた。その一方で、鳥取1区の石破事務所では、自民党総裁選の日よりも前から、『10月15日公示、27日投開票』という日程で選挙準備が進められていました。最終的には新総裁選出後、森山裕新幹事長らからも早期解散を主張する声があがり、決断に至った。新政権が誕生し、刷新感が薄れないうちにサッサと選挙をするのが得策という判断です」

結局は早期解散

 では、実際に石破自民党はどれだけの議席を獲得することができるのか。小誌は政治広報システム研究所代表の久保田正志氏とともに、緊急当落予測を行った。久保田氏が分析する。

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source : 週刊文春 2024年10月10日号