東京地下鉄(東京メトロ)が10月23日、東証プライム市場に新規上場した。個人投資家の需要も好調で、公開価格は仮条件(1100円〜1200円)の上限である1200円。公開価格ベースの時価総額は約7000億円で、IPO(新規株式公開)としては2018年のソフトバンク以来の大型上場となった。
「配当性向は40%を超え、公開価格から算出した配当利回りは3.3%と高い。株主優待も個人株主には魅力的で、引き合いも強かった」(大手証券幹部)
ただ、その裏で物議を醸してきたのは東京メトロのガバナンスだった。
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source : 週刊文春 2024年10月31日号