公示前勢力から56議席減の191議席と惨敗を喫した自民党。首相と選対委員長の知られざる対立から、裏金候補たちの明暗、躍進した立憲民主党の裏事情まで――新聞・テレビが報じない衆院選の阿鼻叫喚を全部書く!
▶︎逆ギレ石破「11月10日選挙にしときゃ」「なぜ批判されるか分からん」オフレコ放言録
▶︎“天敵”落選、菅ヨボヨボで麻生「弔い合戦まで辞めねぇ」
▶︎先手辞任 進次郎「維新と組むしか…」石破と決裂
▶︎昭恵夫人 安倍家から引っ越し、高市「保守党は大嫌い」
▶︎落選法相牧原「激しい憎悪が」萩生田は森喜朗を祝う会
▶︎ 岸田なぜか腕まくり、小沢「細川政権の夢再び」だって
▶︎立憲野田「私と一緒に並ぶな」蓮舫切り捨ての訳
重苦しい空気が充満した自民党本部4階。10月27日深夜、総裁室や幹事長室など最高幹部の部屋がズラリと並ぶフロアの一室に報道各社の番記者が集められた。輪の中心にいたのは、選挙を仕切った選対委員長の小泉進次郎氏(43)。この夜、大勢が判明した衆院選の結果を受け、懇談の場が設けられたのだ。
「責任を取るのは、先月就任した石破さんじゃない。仮に両院議員総会で新首相を選んだとしても、その人に有権者からの信任はないからね。少数与党に転落しても、石破総理を支えるほかないんだよ」
今後、噴出しかねない石破茂首相(67)への責任論を事前に牽制するかのように言葉を継いでいく。
「少数与党は羽田(孜)政権以来だから、みんな初めて。“前人未踏”だよ。私が初当選した2009年は自民党が119議席。だから(圧倒的な議席数を誇った)安倍政権しか知らない人とは見方が全然違う」
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます
キャンペーン終了まで
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
-
3年プラン
59,400円一括払い、3年更新
1,650円/月
オススメ!期間限定
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
有料会員になると…
世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!
- スクープ記事をいち早く読める
- 電子版オリジナル記事が読める
- 解説番組が視聴できる
- 会員限定ニュースレターが読める
source : 週刊文春 2024年11月7日号