公示前勢力から56議席減の191議席と惨敗を喫した自民党。首相と選対委員長の知られざる対立から、裏金候補たちの明暗、躍進した立憲民主党の裏事情まで――新聞・テレビが報じない衆院選の阿鼻叫喚を全部書く!

 

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 重苦しい空気が充満した自民党本部4階。10月27日深夜、総裁室や幹事長室など最高幹部の部屋がズラリと並ぶフロアの一室に報道各社の番記者が集められた。輪の中心にいたのは、選挙を仕切った選対委員長の小泉進次郎氏(43)。この夜、大勢が判明した衆院選の結果を受け、懇談の場が設けられたのだ。

「責任を取るのは、先月就任した石破さんじゃない。仮に両院議員総会で新首相を選んだとしても、その人に有権者からの信任はないからね。少数与党に転落しても、石破総理を支えるほかないんだよ」

“ブレブレ総理”と呼ばれる男

 今後、噴出しかねない石破茂首相(67)への責任論を事前に牽制するかのように言葉を継いでいく。

「少数与党は羽田(孜)政権以来だから、みんな初めて。“前人未踏”だよ。私が初当選した2009年は自民党が119議席。だから(圧倒的な議席数を誇った)安倍政権しか知らない人とは見方が全然違う」

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source : 週刊文春 2024年11月7日号