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小宮山 雄飛
2017/03/30

IT企業に勤務しながら、根っからの黒子体質の僕が生き抜く方法を教えてください

小宮山雄飛の「お悩み食堂」 #5

<お悩み>根っからの黒子体質の僕が生き抜く方法を教えてください

 IT企業に勤めるサラリーマンです。この業界は社内での競争も激しく、誰もが人より目立って少しでも先に出世しようとやっきになってます。そんな中、僕は元々おとなしい性格もあり、どのプロジェクトでも、いつも黒子役に徹してしまい、重要な役割はかなり僕が担ってるにもかかわらず、同じプロジェクトの目立つ社員に手柄を持っていかれてしまうこともしばしば。根っからの黒子体質の僕が、競争激しいIT業界で生き抜いて行く方法を教えてください。

(30歳・男性・IT企業勤務)

(小宮山雄飛からの回答)

 こう見えて実は僕も黒子体質で、出演者の多いライブや番組などで、自ら目立とうと前へ前へ出るのは苦手です。レギュラーで出演させてもらってるBSフジ『小山薫堂 東京会議』などでも、自分が目立つことより、共演者の発言をいかに面白く広げるかという、黒子的な役割りを任されているように(勝手に)思ってます。

 先日その東京会議の撮影が、渋谷のセルリアンタワーの中華の名店『スーツァンレストラン陳 渋谷店』でありました。

 小山薫堂さんと二人で絶品の中華コースをいただいたのですが、最後に出て来る一皿になにやらサプライズがあるようで「陳さんといえば、麻婆豆腐が有名ですけど、今回のはちょっと違うんです」と意味ありげな説明。

 しかし出てきたのは、予想に反してどう見ても通常の麻婆豆腐と一緒。なにが違うんだ?? と疑問に思いつつ、レンゲですくって一口。

 ん!?

 白子ーーーー!!

 なんと麻婆豆腐の豆腐の代わりに鱈の白子が入ってる、つまり麻婆白子だったのです!

 これがめちゃめちゃ美味い!今まで食べた白子料理の中でもナンバー1かもしれません。白子といえば、塩で焼いただけでも一品料理として主役になれるほどの食材ですが、そんな白子が麻婆の中に隠れて、白子ならぬ黒子として料理の味を引き立てていたのです。

 このように実力さえあれば、陰に隠れて黒子役に徹していても必ずその力は伝わるはず。表に出ることばかりを考えずに、裏方でもしっかり良い仕事をしていればいつか認められると思います。

豆腐の替りに白子が!

 なお、白子のような濃厚トロトロ系なグルメといえば『やきとん大地』のブレーン(豚の脳みそ)に焼き鳥『森本』のレバ刺しと、どちらも同じ渋谷にありますから、できる男は3軒はしごしてみるのも、痛風さえ怖くなければおすすめです。

スーツァンレストラン陳 渋谷店
渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル 2F
03-3463-4001
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13001909/

やきとん大地
渋谷区神南1-20-8 7F
03-5428-0133
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13009313/

森本
渋谷区道玄坂2-7-4 浜之上ビル 1F
03-3464-5233
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13001787/

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