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「胎児認知しとけばよかった」木原誠二官房副長官の"隠し子"巡る説明に虚偽の疑い 愛人の告白音声入手

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 岸田政権の中枢を担う木原誠二官房副長官(53)。6月15日発売の「週刊文春」では、木原氏が、妻子とは別の40代女性のA子さん、その娘のB子ちゃんと一緒に、今年3月、ディズニーランドで仲睦まじく過ごす様子を写真と共に報じた。木原氏はA子さんとの愛人関係や、B子ちゃんとの血縁関係を否定。あくまでも友人の1人であり、「(自宅訪問やディズニーデートは)都度妻の了承を得てのことであって、なんら不適切なことはありません」などと答えていた。

木原誠二 ©文藝春秋

A子さんと知人との間で交された会話の音声を入手

 政治部記者が語る。

「文春が発売された15日は、ちょうど解散するかどうかの最終局面でした。結局、15日夕刻に岸田首相が解散は考えていないと言明するに至りましたが、この決断も最後は岸田首相と木原氏が相談して決めたと言われています」

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岸田首相は重要事項の多くを木原氏に相談 ©時事通信社

 そんな政権中枢の重要人物にまつわる愛人・隠し子疑惑。「週刊文春」取材班は今回、新たにA子さんと彼女の知人との間で交された会話の音声を入手した。この知人はA子さんから木原氏との関係を打ち明けられ、A子さんは時折「木原さん」と名前を出して、率直に心境を語っている。そこには、木原氏のこれまでの説明と矛盾する証言が含まれていた。