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《整備費高騰の大阪万博》維新・遠藤敬国対委員長が“本音”を語った! 「リングは余計と言われたら余計」「批判的な意見が多いのも無理はない」

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――オリンピックの遺物を今度は万博で利用しようと。

「そうそう。『(建築費が)高振れしているから』とか言うけど、元々マイナスからスタートしているから。マイナスをちょうどゼロにして、ゼロからプラスに転換するというもの。でも、こんだけ大きな催事をするということは、色々ありますよ。世論調査でも、批判的な意見が多いっちゅうんは無理ないかなと思うし。そんなことないよって反論するよりも、本当に国民がやってよかったなと思えるかどうか、それにかかっていると思ってる」

「万博協会が何をしてんのかわからん」

――維新の国会議員で、万博のために動いている人は?

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「僕以上にはいないですよ」

――代表の馬場(伸幸)さんは?

「知らない。(大阪の)地方議員もそんな詳しく知らんやろ。絶対知らんはず。横山(英幸・大阪市長)と吉村だけちゃう? 情報上がってるのは。でも、いっとき、横山にも吉村にも万博協会が情報を何も言ってけぇへんって。そういうことも言うてた」

開幕500日前イベントで ©時事通信社

――吉村さんは万博協会の副会長だが。

「いやいや、万博協会が何をしてんのかわからん。最初の方は、外からの情報で聞くことが多かった。だから、今回も(工事が)遅れた原因なんかわからん。うまく連動してなかったかもわからん。いまは(情報を)共有するようになったと思うけどね」

 12月6日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および12月7日(木)発売の「週刊文春」では、遠藤氏とのやり取りのほか、吉村氏と親密な企業が万博事業を続々受注している実態、吉村氏らと蜜月関係にある“生コンのドン”の告白、木造リングが強行された経緯が記された内部資料の存在など、「維新万博」の内実を5ページにわたって詳報している。

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