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「NGを出す立場にない」旧ジャニーズ新会社社長が明かした“SMAP、キンプリ再集結の可能性” キムタクの言葉に「ちょっと涙がでました」

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元SMAPのメンバーと共演する可能性は…

「そんなLINEのことまでご存知とは……。やっぱり文春、怖いですね(笑)。どう書かれているか一字一句、気になって、後から聞きました。本当にすごく良く書かれていて……。それはね、変な話ですけど、ちょっと涙が出ましたね。

 木村さんと会うときは緊張しました。やっぱり大スターですから。それに事務所が危機的状況にあって、マスコミから『タレントみんな辞めんじゃないの?』と言われるなかで、話すわけですからね。まだ自分の考えがきちんと定まっていませんでしたが、事務所の将来について木村さんに必死で話をして、おそらく理解していただけたと思います。だからこそそのLINEグループで、ちょっとこいつ、いけるんじゃない、と言っていただいたのかなと思います」

木村拓哉 ©︎時事通信社

 旧ジャニーズ事務所では、退所したタレントとの共演はご法度だった。また事務所を離れたタレントを起用しないよう、テレビ局への圧力をかけていたことも報じられている。2019年7月には、公正取引委員会がジャニーズ事務所に対して、「元SMAP3人のメンバーを出演させないよう圧力をかけた場合は独占禁止法に触れるおそれがある」と注意処分を下している。

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 今後、元SMAPのメンバーや、元キンプリの平野紫耀らNumber_iと共演する可能性もあるのだろうか。

「全くOKです。共演NGといったって、それって『(芸能事務所がいくつもある)港区の話』でしょう。我々は韓国と戦ってグローバルに打って出なきゃいけないのに、そんな狭い港区レベルの話をしてどうするんですかって。みんなが良いと思った組み合わせでやればいいし、お互い高め合うような取引だったらいいと思います。基本的な理念としては誰とでも共演すべきだし、芸能事務所がNGを出す立場にないですよ。タレントを起用するテレビ局のプロデューサーに編成権があり、ディストリビューション(流通)の権利もIP(知的財産)の権利ももっている。テレビ局が、話し合いの中でキャスティングを決めればいいんですよ」

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