文春オンライン

《20年ぶりに大胆グラビア披露》「10代で新人なのに大スターと思い切り絡み…」「失礼な小娘だった」山川恵里佳(42)が語る“キャラに悩んだ”バラドル時代

山川恵里佳さんインタビュー #1

2024/03/10
note

「こういう考えを持っているんだ」初めて知った夫・おさるの意外な価値観

――山川さんは大会に出るわけじゃないから(笑)。

山川 そうなんです。今までケンカすることも基本なかったんですけど、ここに来て「あっ、こういう考えを持っているんだ」というのを初めて知りました。結婚して17年、18年目にして(笑)。

――おさるさんがインタビューでおっしゃっていたのですが、山川さんのことを師匠と呼び絶大な信頼を寄せている。

ADVERTISEMENT

山川 (笑)。そうですね、師匠。

――でもやっぱり筋肉のことになると。

山川 譲れない何かがあるみたいです。

――筋肉観の違いで初めてのケンカ、おもしろすぎます(笑)。

山川 そうですね。なぜボディメイクで夫婦ゲンカ(笑)。

 

「キャラを模索したんです」アイドルではなく“バラドル”になったワケ

――山川さんがデビューされたのが1998年。バラエティ番組でブレークされて。2000年代のバラエティ番組といえばグラビアアイドルの戦国時代だったのではないかと。

山川 そうですね。いわゆる“アイドル”として自分がやっていくのは、ちょっと難しいのではないかとどこか冷静に思っていたんですよね。だからキャラを模索したんです。自分に何ができるのかと、どこの席が空いているのか。だから100%アイドルじゃなくて、バラエティを……という確信に変わったのはデビューしてからですね。

 芸能界にはかわいい人がいっぱいいらっしゃるし、その中で岩手の素朴な感じがいいって言っていただけることはありました。ただ岩手にずっと住んでいる母は、私が素朴すぎるから、都会の人と戦えるか心配していました(笑)。東京で戦える何か、ものすごいかわいい人たちの中で戦う何かを探さなければいけなかった。

 両親も不安だったと思うんですけど、素直にやりたいと思ったら応援してくれるスタンスの親だったので、迷いなく応援して、東京に出してくれていたので、それには助けられました。

 

――小さい頃から芸能界に憧れていたんですか?

山川 中学生のときからですね。バラエティで久本雅美さんがしゃべっているのを見てすごい衝撃を受けて。こんな面白いおねえさんいるんだって、そこから「テレビでしゃべる人になりたい」と思い始めました。

――私も衝撃でした。久本さんをテレビで見たとき。

山川 衝撃でした。おもしろいし、人間としても温かい人なんだろうな、優しい人なんだろうなというのも感じて。

関連記事