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14歳上の芸人・おさると年の差婚→夫の度重なる改名→どん底生活も…山川恵里佳(42)が明かす、結婚後の“波瀾万丈な日々”《20年ぶりにグラビア復帰》

山川恵里佳さんインタビュー #2

2024/03/10
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夫・おさると出会ったときに「結婚するかも」と感じたワケ

――そんなおさるさんとの出会いはとても大きかったんですね。

山川 そうですね。おさるさんとはずっとバラエティでは共演してたんですけど、1日ドライブするデート企画で、なんかこう……好きとかそういうのじゃなくて「結婚するかも」って思ったんです。顔がタイプとかじゃないのに(笑)。

――(笑)。

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山川 でも結婚するかもと思った人は初めてで。なんかこれって今までの恋愛と違うなと、そこから始まりました。テレビなのに衣装の衿の片方だけねじれてたり、顔真っ白になるぐらい日焼け止め塗ったままやってきたり、テレビに出るタレントさんでこんな何も気にしないタレントさんいるのかって思いました。

 

 人ってちょっとでもかっこよく見られたいとか、かわいく見られたいとか、どんな人でもあるよなと思っていたんですけど、すごく裏切られた気分で(笑)。でもこの人、すごく面白いなって、そこが妙に気になっちゃったんですよね。年齢は14歳も向こうのほうが上なのに母心みたいなものがバッと出てきた。

――実際に結婚となったとき、周りの方の反応はどうでしたか。

山川 もうちょっとカッコいい人いるんじゃないかとか(笑)。

「この2人絶対大丈夫だから」結婚を後押ししてくれた人物とは?

――(笑)。

山川 おさるさんは浅井企画所属なんですけど、私たちが結婚するって言ったときに、当時の浅井企画の浅井良二社長がすごく後押ししてくれたんです。

――どんな後押しを?

山川 私がまだ10代のときに欽ちゃんさん、萩本欽一さんと2人でロケさせていただいて、やっぱり欽ちゃんさんはトップの方だから、社長もロケに同行されていました。そのときに浅井社長は私のことを見て、すごく面白い子だと思ってくださったみたいなんですよ。10代のアイドルが萩本さんのことを「欽ちゃん、欽ちゃん」って言うのが衝撃だったと。萩本さんにも「恵里佳ちゃんが初めてだよ」って言われました。

 

 おさるさんが山川と結婚するってなったときに、あっ、山川ちゃんだったら僕はいいイメージしかないから、この子だったら間違いないって。ただ私の事務所の社長的には、当時の私はまだ20代前半だし、結婚には少し難色を示していたんです。でもうちの社長からしたら浅井社長は芸能界の大先輩。そんな浅井社長が、「いや、この2人絶対大丈夫だから」って、ご飯の席でものすごく説得してくださって、お酒もすごく飲まされたらしい(笑)。

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