16日午前8時10分ごろ、栃木県那須町伊王野の河川敷で「マネキンのようなものが燃えている」と同町の男性から通報があった。県警那須塩原署員が駆け付けたところ、焼損した2遺体が見つかった。県警は死体遺棄事件とみて同署に捜査本部を設置。何者かに殺害された可能性もあるとみて捜査を始めた。
捜査本部や関係者によると、遺体の1人は住所、職業不詳宝島龍太郎さん(55)。同日午前6時50分ごろ、河川敷付近を車で通り掛かった男性が、何かが燃えているのを見つけ、同町に住む知人男性に連絡、連絡を受けた男性が現場を確認して通報した。
遺体は全身が焼けており、顔に粘着テープが巻かれ、手を縛られた状態だったという。捜査本部は司法解剖で死因などを調べる。