文春オンライン

のん×高橋幸宏「女優のんがミュージシャンになるまで」

のん×高橋幸宏 対談 #1

2018/05/09
note

むちゃくちゃぶっ飛んでるヒトだな、と

――昨年の夏には『WORLD HAPPINESS 2017』の幸宏さんのステージに、のんさんがゲスト出演しましたが、その経緯は?

高橋 レコーディングの頃、僕がキュレーターを務めている『WORLD HAPPINESS 2017』(通称ワーハピ)にのんちゃんに出てもらうのはどうだろうという話が持ち上がったんです。10周年の節目に僕のステージに参加してもらいました。

©TEAM LIGHTSOME

のん 幸宏さんのバンドで「タイムマシン」を歌わせていただいて。野外フェスも、たくさんの人の前で歌うのも初めてだったので、足がすくみましたけど。

ADVERTISEMENT

高橋 度胸があるんだよね。普段は大人しいけど、あのときホントはむちゃくちゃぶっ飛んでるヒトだなと思った。

のん ワーハピのステージがすごく気持ち良かったので、もっとライブがやりたくなりました。これから音楽でもっと頑張ろうって。

 

――『OHIROME PACK』というカセット入りのスペシャルパッケージを販売したのもワーハピの会場でしたね。

のん はい。だから、ワーハピでデビューしたような感じなんです。幸宏さんのバンドの鈴木慶一さんや高野寛さんにも励ましていただいて。

高橋 みんなのんちゃんのお父さんより上の世代だけどね(笑)。