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充電期間を生かしたKATーTUN3人の結束――尾木ママ語る

尾木のママで

2018/10/04
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イラスト 中村紋子
イラスト 中村紋子

 先日、ボクのブログやインスタに「先生、ライブに行かれるんですか!?」などと驚くコメントが届いた。実はボク、ライブが大好きなの♥

 KATーTUNのライブにはこれまで5回位は行ったかも? 日テレ「シューイチ」で共演している、メンバーの中丸雄一くんにお誘いいただいて以来、すっかりKATーTUNライブのとりこよ。

 中丸くんは飾り気がなく素朴な人柄が魅力。一方で、何でも真面目に取り組み、器用で絵が上手い。ボクも大ファン。グループの「節目」には、彼が苦悩する横顔を共演者として見つめ、CMの最中に「大丈夫?」って声をかけたことも。でも彼は見事、「充電期間」を生かしきって、コメント力は格段にアップ。さすがね!

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 メンバーの脱退や「充電期間」などグループの変遷に、ファンはハラハラドキドキ。楽しみはもちろん、家族みたいに揺れる心境でライブに足を運んだものよ。

 そして「充電期間」を完了し、安定した中で迎えたこの全国ツアー。結束がさらに強まりパワーアップした三人の笑顔が眩しい。ハイフン(KAT-TUNファン)さんたちとも素直に喜びを共有できたし、ボクも最高に楽しかったわ〜♥

 同じ月には「シューイチ」MCの中山秀征さんのライブにもお邪魔した。客層は四十代以上が大半。ヒデさんが歌う昭和の名曲の数々に酔いしれる。ほとんどの曲を口ずさめる快感がたまらない。昔懐かしい紙テープが会場を飛び交い、そのうちの一つがボクの後頭部を直撃するハプニングもあったけど(笑)、ペンライトを手に皆で盛り上がり、心は一気に若返ったわ。

 ライブって各々に違うカラーがあり、パワーがもらえる。人間ドラマに伴走するような面白さも。お釣りがくるほどの効果よ。忙しいからとつい先延ばしにしがちだけど、余暇を楽しむ「勇気」が必要ね。

充電期間を生かしたKATーTUN3人の結束――尾木ママ語る

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