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《小室圭さん緊急帰国の理由》「小室家の警備を再び強化」に内部からも戸惑いの声 皇宮警察の出番も?

2021/09/24

source : 文藝春秋

genre : ニュース, 社会

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秋篠宮さま、愛子さま誕生日での質問を避けたい

 一方で宮内庁首脳陣もこのタイミングでの入籍と記者会見に前のめりになっている印象なのは、やはりこれ以上、国民の間に皇室に対する悪印象が浸透する事態は避けたいとの判断からのはずです。

 11月30日には秋篠宮さまの誕生日があります。秋篠宮さまは3年連続で結婚延期問題について誕生日会見で質問を受けてこられました。宮内庁が宮内記者会から誕生日会見での質問を事前に受け付けるのは約1カ月前というのが慣例です。

 秋篠宮さまが小室家の問題について再び言及する事態は、回避すべきというのが宮内庁首脳陣の本音でしょう。入籍を受けて、『一人の親としては娘の幸せを祈っている』というひと言で十分だと西村(泰彦宮内庁)長官もお考えなのではないでしょうか」

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西村宮内庁長官も元警察官僚で警視総監や内閣危機管理監を歴任 ©時事通信社

新宿では「結婚反対デモ」も

 天皇家の長女・愛子さまは秋篠宮さまの誕生日翌日の12月1日に20歳になられる。成年(成人)に際して記者会見に臨まれるのも慣例となっている。

「眞子さまが入籍していなければ、愛子さまにも結婚延期問題に関する質問が出る可能性がありました。それを避けたいというのも宮内庁首脳陣の本音ではないでしょうか。入籍後であれば『お幸せになっていただきたいと思います』で済むわけですから。眞子さまと秋篠宮さま、成年となられる愛子さまの誕生日を視野に入れれば、やはりこのタイミングしか入籍時期は考えられないということだったのでしょう」(同前)

秋篠宮は2018年の会見で、「多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちはいわゆる婚約にあたる納采の儀というのを行うことはできません」と発言 ©JMPA

 眞子さまと小室さんの結婚を巡っては、9月12日に東京・新宿で反対するデモが行われた。インターネット上などでは皇室の伝統を否定してまで入籍を強行しようとする眞子さまのご姿勢に批判的な声も少なくない。小室母子への風当たりはさらに激しいものがある。結婚後は米国で新婚生活を始める予定だが、小室さんの日本滞在中の警備は厳重なものにならざるを得ないだろう。