「秋篠宮家の長女・眞子さまが複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)との診断を受けられたと宮内庁が発表したのには、本当に驚きました」

 ある皇室担当記者はこう振り返る。

 宮内庁は10月1日、秋篠宮家の側近トップ、加地隆治皇嗣職大夫が定例記者会見を行い、眞子さまが同月26日に小室圭さんと入籍し、その後、記者会見に臨まれると発表した。その中で眞子さまが、ご自身と小室さん、その家族に対する誹謗中傷が行われていると感じ、PTSDを発症されたと公表した。

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小室圭さんと眞子さま 婚約内定会見 ©JMPA

秋篠宮ご夫妻はPTSDを「大変心配なさっている」

 宮内庁関係者が語る。

「女性皇族が結婚して皇籍を離れるに際して支払われる最大1億5250万円に上る一時金について、眞子さまは以前から高額すぎるとしてためらいを感じていらしたそうです。このため一時金については眞子さまの、辞退したいとのお考えを尊重し、不支給が決まりました。

 また、秋篠宮さまが昨年の誕生日会見で『決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではない』と述べられたことを踏まえ、その後も状況に大きな変化はないと判断して一般の結納に当たる納采の儀などの儀式や結婚式、披露宴は執り行わないことも合わせて発表されました。

秋篠宮は2018年の会見で、「多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちはいわゆる婚約にあたる納采の儀というのを行うことはできません」と発言(宮内庁提供)

 これは戦後の皇室としては異例中の異例なことです。眞子さまはご入籍後、小室さんとともに渡米し、現地で新婚生活を始められることになります。眞子さまのPTSDについて、加地大夫は秋篠宮ご夫妻が『大変心配なさっていると見受けられました』と説明しています。加地大夫は『絶対に結婚する』という眞子さまの強い思いを完遂させるため、ほかの様々な事柄をそぎ落として入籍実現の一点に絞って計画を進めてきたようです」