“ミノキ兄弟”は薄毛・抜け毛の悩みを象徴する存在
“ミノキ兄弟”――2018年8月にスタートしたこのCM、最初からインパクトが凄かった。
アンファーの発毛剤「スカルプD メディカルミノキ5」のCMだ。
なにしろ、草彅剛と香取慎吾、トップアイドルを走ってきた2人が兄弟で、その頭髪は大真面目に壮年性脱毛症という設定である。
「ミノキ兄弟は薄毛・抜け毛の悩みを象徴しています。
2人が助け合い、寄り添っている姿には、アンファーがミノキシジルを通して薄毛や抜け毛に悩む人々に寄り添いながら悩みを軽減し、ミライをポジティブに変える併走者・応援者になりたいという想いを込めております」(アンファー メンズブランド戦略部)
このCMは、「CM総合研究所」の発表した「BRAND OF THE YEAR 2018」の「消費者を動かしたCM展開 特別賞」を受賞している。
その第2弾となる「商店街篇」が、今月(2019年5月)オンエアを開始した。
「商店街A篇」では、精肉店の店先でコロッケを注文する兄弟の姿が。
「あ、そうそう兄さん。お隣の山田さんも買ってた」
「なにを? ミノキ? 山田さんが? いい話だ」
「ミノキなら生える。いい話だよね」
「商店街B(猫)篇」では、商店街で猫を見つけて携帯電話で撮影しようとする兄と、コロッケを食べながらそれを眺める弟。
「兄さん。最近僕たち、近所の人になんて呼ばれているか知ってる?」
「知らない」
「ミノキ兄弟」
「ミノキ兄弟? なんか、いい名前じゃないかぁ」
猫だけでなく、実は犬も待機していた
ロケ地は、台東区の新御徒町駅そばの佐竹商店街。
昭和の香りを残すアーケードで、映画やドラマの撮影にもしばしば使われている。
ちなみに、「猫篇」の30秒版の最後のほう、画面の左端に、ペット用のキャリーケースが置いてあるのが見えるだろうか。メイキング映像の違う角度からは、ここに飼い主さんが待機しているのがわかる。
また、メイキング映像では、最後の「カット」の声の直前に小さく犬の鳴き声が聞こえる。たまたま散歩していた犬かと思いきや、実は、猫の代役として待機していた犬の声だそう。出番はなかったが、犬が登場していたら、CMの雰囲気はまた違っていたかもしれない。
あなたは頭頂部に気が付いていたか
“ミノキ”とは“ミノキシジル”の略称であり、一般用医薬品として国内で唯一発毛効果が認められている成分。
アンファー「スカルプD メディカルミノキ5」は、“ミノキシジル”を一般用医薬品として認可された日本国内最大濃度の5%配合している。
CMの密かな要チェック項目、ミノキ兄弟は額が広くなっているだけではなく、よく見ると、頭頂部にも薄い部分がある。特に猫を撮影しようと商店街でかがんでいるミノキ兄(草彅)の頭頂部がわかりやすい。
特殊メイクで作られたこの髪型、実はこれこそ、「スカルプD メディカルミノキ5」が対応する壮年性脱毛症の典型的な症例の形なのだ。
ミノキ兄弟に“奇跡”は起きるのか?
「ミノキ兄弟」の優しく少し幻想的な雰囲気を演出するBGMは、第1弾と同じく、手嶌葵が歌うCMオリジナル曲「奇跡」。
〈きみが昼寝してる間に奇跡は起きるの?
明日は今日より笑えるかな
運命が昼寝してる間に〉
透明感のあるウィスパーボイスで歌われるのは、彼らの髪に起きるはずの“奇跡”だろうか。ミノキ兄弟の今後の運命が気になるところだ。
提供:アンファー株式会社
