コロナ禍でも個人投資は活況だ、そんな話を耳にする。三井住友DSアセットマネジメントの運用する「アクティブ元年・日本株ファンド」も注目を集める金融商品の1つ。コロナ禍においても好調な運用成果を出し続けていることに加え、「運用者の顔」が見える点も支持を集める理由だ。なぜ、いま投資が必要なのか、どのように始めたら良いのか。同社資産形成推進部の金井麻理子推進チーム長に聞いた。
物価上昇に対応するために資産運用は不可避
――「お金は貯めたいけれど、投資はちょっと怖い」と二の足を踏んでしまう人は多いかと思います。なぜそう感じてしまうのでしょうか。
金井麻理子氏(以下、金井) 投資に抵抗感があるのは日本ならではの考え方かもしれません。米国では家庭における金融資産のうち、運用に回している部分が多く、現金や預金の比率はわずか13%。でも、日本は53%です。その理由の一つに、学校などでお金に関する教育がほとんどされていないことが影響していると思われます。また、家庭でも「お年玉は貯金しようね」と、物心つくころにはお金は銀行に預けておくものと考えるようになった方が大半でしょう。
―― 確かに、お年玉は当たり前のように銀行に預けていました(笑)。ボーナスが入っても、そのまま口座に入れっぱなしという話もよく聞きます。
金井 銀行に預ければ金利がつく時代であれば、それでも良かったかもしれません。でも、今の時代、ただ預金しているだけでは、将来使えるお金は目減りしていきます。“アベノミクス”と呼ばれた2012年以降の経済政策によって物価の上昇が進み、今まで100円の商品が120円に値上がりしたり、同じ値段でも内容量が減ったりと、消費者の生活に少しずつ影響が出てきました。このように物価の上昇(インフレーション)によってお金の価値が下がってしまうことを、経済用語で「インフレリスク」と言います。昨年2019年の消費者物価指数は、一昨年2018年と比較して0.5%も上昇しています。物価が上がっても、それをカバーできるだけ収入が増えるのであれば問題はありませんが、「給料が年々上がっている」と感じている人はほとんどいないのではないでしょうか。
―― 食費や日用品の購入など、日々の生活に使うお金に加えて、結婚資金や住宅購入資金、クルマの買い替えなど、まとまったお金が必要な時期も出てきますよね。せっかく貯めたお金の価値が下がってしまうようなことは避けたいです。
金井 必ずしも「現金が一番」ではなくなってきた時代では、手持ちのお金の一部を現金・預金以外の資産に置いておくことが、リスクを分散する手立てになると言えます。
―― 現金以外の資産とは、具体的にどういったものが挙げられますでしょうか?
金井 物価上昇に強いと言われているのは金、不動産、原油、株式等です。でも、いきなり「現金ではなく金を持ちましょう」と言われても戸惑ってしまいますよね(笑)。株式は比較的イメージがつきやすいかと思いますが、個別株を持つためには数十万~数百万円とまとまった資産が必要になることもあり、始めてみたくてもハードルが高い、また始めた後も値上がり値下がりが気になってストレスに繋がってしまうことも。そこで、ぜひ知っていただきたいのが「投資信託」です。
投資信託とは、大勢の投資家から集めたお金を運用の専門家であるファンドマネージャーが株式や債券などに投資・運用する金融商品です。大勢で資金を出し合うため、一人当たりの投資金額は小さくても始めることができます。投資信託の最大のメリットは、いろいろな株式や債券に少額で分散投資ができること。分散投資をすることでリスクを抑えることが期待できます。さらに毎月一定金額を積み立てる「積立投資」を活用すれば、投資信託の値段が下がった時には多くの量を、値段が上がった時には少ない量を購入することで効率的な資産形成が可能になります。
―― 毎月積み立てることで、値動きに一喜一憂しなくて良い、というのは心理的にも楽ですね。
金井 まずは、すぐに使う予定のないお金から、月1,000円でも始めてみてはいかがでしょうか。そのお金が5年、10年先に役立つかもしれません。
投資する意義を大切にしたいなら「アクティブファンド」
―― 投資信託をネットで検索すると、さまざまな種類の商品が出てきてしまって選べません。一体どんな商品がいいのでしょうか。
金井 確かに少し複雑ですよね。日本株式なのか、世界株式なのか。また、TOPlX(東証株価指数)など市場全体に連動した動きをするインデックスファンドなのか、ファンドマネージャーと呼ばれる投資の専門家が銘柄を選んでインデックス以上の運用実績を目指すアクティブファンドなのか。選択肢はいろいろとあります。運用初心者が勧められがちなのはインデックスファンドです。いろいろな株式の平均的な値動きに連動する商品なので、景気が上向きになると成績も上がりやすい、という分かりやすさがポイント。また、ファンドマネージャーが銘柄を選択する手間がかからない分、コストが安くなるというメリットがあります。でも、今から投資を初めてみようと思うなら、ぜひアクティブファンドの良いところも知ってほしいです。
―― でも、「初心者といえばインデックスファンド」なんですよね。
金井 インデックスファンドは始めやすい商品ではありますが、「よくも悪くもみんなと一緒」。その点、アクティブファンドなら、成長性の高い業種やテーマに投資したり、独自のサービスを展開する企業に投資したりと、自由に商品を選ぶことができます。「大事な資産を預けるならプロが選んだ成長期待の高い企業にお金を投資したい」と思うのであれば、商品に共感できて、投資する意義を感じられるアクティブファンドを選ぶことも選択肢のひとつです。
当社が扱う「アクティブ元年・日本株ファンド」は国内株式のみで構成されたアクティブファンドです。経験豊かなファンドマネージャーが、徹底的にリサーチをして厳選した「いい企業」に投資して運用をします。
―― 「いい企業」とは具体的にどんな企業でしょうか?
金井 社会に新たな付加価値を提供し、私たちの生活をより豊かにしてくれる企業が”いい企業”と考えています。そうした”いい企業”を投資を通じて応援するという考え方を大切にしています。
例えば、コロナ禍でデジタル化が急激に進み、在宅勤務の導入などで生活様式は大きく変わりました。そのような変化の中で付加価値の高いサービスを提供し、成長した企業も多くあります。一斉休校中に大きく加入者数を伸ばした通信教育サービス「スマイルゼミ」を運営するジャストシステム、野菜の宅配事業やミールキットで知られるオイシックス・ラ・大地などです。このような企業にも投資をしています。
投資を通じて企業を応援することができ、その企業が成長すると自分たちの生活が豊かになる上に、投資のリターンが返ってくる。そのように考えると、投資っていいものだと感じてもらえると思います。
―― こうした楽しみ方は、銘柄が選べるアクティブファンドならではですね。
金井 「アクティブ元年・日本株ファンド」の運用チームは運用経験20年以上の担当者を中心に4人のファンドマネージャーで構成されていますが、同チームがプロ向け(年金基金や企業年金向け)に提供しているファンドでは約17年間で約13倍という運用実績を残しています。
もちろん、2019年2月に運用を開始した「アクティブ元年・日本株ファンド」も好調な成績です。2020年10月末時点の基準価額(投資信託の価格)は14,724円となり、運用開始から約1年半で約47%のパフォーマンスを叩き出しています。
「いい企業」に投資することによって中長期的な資産形成を考えてもらうというファンドの理念、さらに好調なパフォーマンスによって、投資初心者から上級者まで、幅広い層の方々に支持していただいています。
―― 実績のあるチームに任せられる安心感は大きいですね。好調な実績を生み出し続けられるのはなぜですか?
金井 もちろん、ファンドマネージャーのリサーチ力があってこそですが、チーム運用していることも大きく貢献しています。このチームでは、同じ理念を共有した4名のファンドマネージャーが、それぞれの価値観で企業を探し、投資判断を行っています。そうすることで、投資アイデアが分散され、資産をより効率的に運用できるのです。
「直販」ならではのきめ細かなサービスが初心者から好評
―― お話を聞いているうちに、「アクティブ元年・日本株ファンド」にどんどん興味が湧いてきました。この商品を買うにはどうしたらいいのでしょうか?
金井 当社、三井住友DSアセットマネジメントの投信直販ネットでご購入いただけます。私たちは、投資信託のメーカーとしては稀ですが、お客さまの資産運用により近い場所で、長く寄り添いたいという想いから、自社の商品を直接販売しています。ファンドを運営する会社が自ら販売することで、きめ細やかなサービスが提供できます。
―― 具体的にどんなサービスが受けられるのでしょうか。
金井 情報発信に特に力を入れています。大切にしているのは「顔の見える運用」であること。そのため、ファンドマネージャーが直接セミナーやYouTubeで運用のご説明をする他、経済や金融に詳しい運用会社ならではのタイムリーな情報発信を行っています。またFacebookやTwitterなどのSNSからも十分な情報が取れるように心がけていますので、時間がないときにも手軽にチェックして頂けるかと思います。お客さまの資産運用の伴走者であるため、今後も努力していきたいです。
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提供:三井住友DSアセットマネジメント
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ファンドは実質的に、主に日本の株式を投資対象としています。ファンドの基準価額は、組み入れた株式の値動き、当該発行者の経営・財務状況の変化等の影響により上下します。基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。運用の結果としてファンドに生じた利益および損失は、すべて受益者に帰属します。したがって、ファンドは預貯金とは異なり、投資元本が保証されているものではなく、一定の投資成果を保証するものでもありません。
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詳しくは、ファンドの「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧ください。
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作成基準日:2020年10月末
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