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結果を残せるなら「ネイル中にウェビナー」もアリ。ハヤカワ五味がLenovo社員と語った「本当に働きやすい職場」とは

結果を残せるなら「ネイル中にウェビナー」もアリ。ハヤカワ五味がLenovo社員と語った「本当に働きやすい職場」とは

2022/12/26

PR提供: レノボ・ジャパン

世界のPCシェアでNo.1※のLenovo。その日本法人、レノボ・ジャパンではさまざまな働き方が推奨されている。なぜレノボ・ジャパンはこんなにもフレキシブルな働き方を提供できるのか。メディアでも活躍するデザイナー・経営者のハヤカワ五味さんが、レノボ・ジャパンのチーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)リュウ シーチャウさん、営業部の佐藤千尋さんとともに同社の働き方について語った。

※IDC Japanプレスリリース「2020年通年の国内トラディショナルPC市場実績値を発表」(2021年2月26日)

ハヤカワ五味さん(右)、レノボ・ジャパン合同会社 マーケティング統括本部 統括本部長 CMO リュウ シーチャウさん(中)、レノボ・ジャパン合同会社 コマーシャル事業本部 広域営業事業部 第一営業部 部長 佐藤千尋さん
ハヤカワ五味さん(右)、レノボ・ジャパン合同会社 マーケティング統括本部 統括本部長 CMO リュウ シーチャウさん(中)、レノボ・ジャパン合同会社 コマーシャル事業本部 広域営業事業部 第一営業部 部長 佐藤千尋さん

古い常識にとらわれない働き方で成果にコミット

ハヤカワ五味さん(以下、ハヤカワ) 今日はシーチャウさんにお会いできるのを、とても楽しみにしていました。お忙しいところ、ありがとうございます。

リュウ シーチャウさん(以下、シーチャウ) いえいえ。私、初対面の方からもよく「忙しいでしょう」と言われることが多いんですけど、社会人になってから今まで、深夜まで残業したり徹夜したり……という働き方をしたことがないんです。

 終業後は友達と飲みにも行きたいし、自分のやりたいことや楽しみをすべて犠牲にしてまで仕事をしたいと思ったことはありません。その代わり、仕事においてはパフォーマンスを最大限に発揮して、必ず結果を出すようにしています。

ハヤカワ 「管理職だから忙しい」と思われがちですけど、むしろ管理職のほうが、自由度はあがるということはありますね。もちろん、責任は増しますけど……。本来仕事って、パフォーマンスをいかにあげるかが大事なはずなのに、日本ではまだ、「どれだけ時間をかけたか」「会社にどれだけ身を捧げられているか」というところで評価されることが多いように感じます。

シーチャウ そう思います。なので私は、情報収集のためのウェビナーにネイルサロンで参加するなど、時間の使い方を工夫しています。

ハヤカワ それ、いいですね。ネイル中は、手は使えなくても、目と耳は集中できますからね。プライベートを全部犠牲にして働く上司より、プライベートも仕事もうまく管理できる上司のほうが、人間として魅力的で、部下もついてくるのではないでしょうか。

佐藤千尋さん(以下、佐藤) はい、その通りです。実際、CMOであるシーチャウが「ネイル中にウェビナーに参加するという働き方もあるよ」ということを示してくれたおかげで、たとえばリモートで家族の食事を作りながら会議に参加したり、ウォーキングしながら部内の定例ミーティングに参加したりしてもいいんだと、フレキシブルな働き方に社員の意識が向いたと感じています。

ハヤカワ 御社には、多様性を促進する「Japan WILL」というプロジェクトもありますよね。こちらについても教えていただけますか?

佐藤 「Japan WILL」は、女性の活躍推進やキャリア支援のためのプロジェクトです。女性活用だけでなく、様々な国籍や文化のバックグラウンドを持つ社員が同じ目的に向かい、お互いを尊重しながら活躍できるよう、それぞれの国が抱えている課題にあわせて独自の取り組みが行われています。

 日本においては、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン) や当社のカルチャー・働き方に関するビデオを作成して周知徹底を図る活動や、リーダーシップの視点からキャリア形成を学び、各種アドバイスを通じて管理職・リーダーシップポジションへの理解と意欲を向上させる「シャドーイングプログラム」の実施などがあります。もちろん、個々の事情や社会情勢に応じて短時間勤務制度やフレックスタイム制度、テレワークを活用した柔軟な働き方にも積極的に取り組んでいます。

「社内にロールモデルがいることが重要」と話す佐藤さん
「社内にロールモデルがいることが重要」と話す佐藤さん

身近なロールモデルから働き方を学ぶ

ハヤカワ 「シャドーイングプログラム」では、具体的にどのようなことをするのですか?

佐藤 トップリーダーの業務をリモートで見たり、トップリーダーの元で実際に業務ミーティングに同席したりします。もともとは女性向けのプログラムだったのですが、シーチャウのシャドーイングは女性だけでなく男性社員からも参加したいと声があがり、いまは男性社員も参加するプログラムになりました。

ハヤカワ シーチャウさんのように、ロールモデルとなる方が社内にいると、「自分もこういうふうになりたい」とビジョンを描きやすいですよね。

シーチャウ 女性に限らず、「マネージャーに昇格したら仕事が大変そう」「どういう業務をするかわからないからやりたくない」とマネージャーになることを躊躇している人が多かったのですが、プログラムに参加して実際にマネージャーの業務をシャドーイングすることで、「これなら自分もできそう」とイメージしやすくなったという声を聞きます。

 私のチームにはワーキングマザーが何人かいて、なかには4人のお子さんをお持ちのワーママもいます。それぞれ家庭の事情は異なるにしても、同じ職場に働く場所や時間をフレキシブルに選択しながら働いているワーママがいることも道標になっていますね。

佐藤 「女性だから特別」という括りをしないのも、当社のいいところだと思います。女性に限らず、体調も抱えている悩みも人それぞれ違います。誰もが働きやすいと思える環境を用意してくれるレノボは、自分で働いていていいなと思うところです。

シーチャウ レノボは本質的な意味で、男女の差別をしていないんですよね。性別に関係なく、優秀だと思う人を正しく評価しなければ、「女性だから」という理由で特別扱いをされた人が結局は社内で尊敬もされず、仕事もやりづらくなるだけですから。

ハヤカワ 確かに、性別のバイアスがかかる職場は、働きにくいですよね。私は18歳で起業したんですけど、当時まだ女性の起業家というのは珍しくて、「女性だから」という理由だけで投資を嫌がられたケースもありました。

 よく「女性だから下駄を履かせてもらって」みたいなことも言われましたけど、実は男性がこれまでずっと下駄を履かされてきただけなので、その下駄を脱ぐか、女性も同じだけ下駄を履かせてください、という話なんですよ。

「性別のバイアスがかかるとよい仕事はできない」とハヤカワさん
「性別のバイアスがかかるとよい仕事はできない」とハヤカワさん

佐藤 「下駄」は制度ともいえますよね。女性が活躍できる制度をつくることは、いまや企業にあたりまえに求められています。これからは、「制度をどうやって活用していくのか」というところや、「その制度が活用できる土壌が職場内にあるのか」というところが重視される時代になっていくのではないかと思います。

ハヤカワ 制度面では法整備などもだいぶ整ってきましたが、理解が追いついていないのも課題です。制度はあっても、それを実際に使えるかという「Can」のところでいうと、まだ満足できる状況ではないように思います。

 私は、「理解=想像力」と考えているんですけど、たとえば「妊娠・出産」という話で「自分には関係ない」と思ってしまう人は、「妊娠・出産」が「介護」とか「病気」とかとニアイコールであることが想像できない人だと思うんです。そういう点でも、性別バイアスのない御社の風土はいいですね。

シーチャウ レノボが多様性に寛容なのは、本社がどこにあるかわからないくらい、ローカルの多様性を重視しているからだと思います。たとえば普通は、本社がアメリカなら役員会議はみんなNYに集まっている、というイメージがありますよね。でも、当社の場合は、インド、アメリカ、オーストラリア、日本、中国など、世界中に役員がいて、それぞれが個人のロケーションをすごく大事にしています。だからたとえば私はいま、日本のCMOなので日本に住んでいますが、住みたい場所や仕事を自分で選ぶこともできます。

個人も企業も成長させる真の多様性

ハヤカワ 働き方って、つい制度的な部分だけを見てしまいがちですが、実際どういうところで働けるかや、ほかの社員がどういうまなざしでみているかも大事ですよね。

佐藤 当社の女性社員に聞くと、ワークロケーションと働く時間の柔軟性、話を聞く姿勢があるところを自社のメリットと感じている人は多いですね。あとは、「自分が取り組みたいこと・成し遂げたいことがあり、その力があれば、それに挑戦できるチャンスがある」というところに働きがいを感じている社員も多くいます。

シーチャウ 当社では、個人に与えられている裁量が大きいのも特徴だと思います。男女に限らず「やってみたい」と手をあげる人が多いカルチャーなので、やりたいことがあってそれに向かって積極的に取り組みたいという人にとってはすごく楽しめる会社だと思いますし、そういう人にインスパイアされて「自分もああなりたい」と頑張れる人にとっても、魅力的な会社ではないかと思います。

「長く働くのがいいのではなく、成果を出すのが仕事」とシーチャウさん
「長く働くのがいいのではなく、成果を出すのが仕事」とシーチャウさん

佐藤 あと、うちの会社って、退職後何年かして戻ってくる人が多いんです。実は私も一度退職して、数年後に復職しています。

ハヤカワ 戻ってくる人が多いというのは、それだけいい会社だということですよね。今日お話を聞いて、多様性のある企業の強さと魅力をあらためて感じました。いま副業を推進する企業も出ていますが、御社では副業プログラムもスタートしていますよね。こちらについても教えていただけますか。

シーチャウ さまざまなバックグラウンドを持った方に活躍していただくために、2021年からより多くの方に働く場所や時間にしばられず、柔軟に働いていただける枠組みとして「Lenovo Cross Workers(レノボクロスワーカーズ)」という取り組みを行っています。

 昨年はゲーミングPC Legionの事業に携わってくれる方を募集したところ、ゲームが好きな方、ゲーミングPCが好きな方、VTuberやYouTuberのみなさんに多数ご応募いただきました。eスポーツ大会に協賛して自社のPCをどう見せたら欲しくなるかを考えたり、VTuberやYouTuberとコラボレーションしてPCを紹介してもらったりと、さまざまな視点から、Legionプロダクトを使いたいと思ってもらうにはどうしたらいいかなどをリモートでディスカッションしています。

ハヤカワ いいですね~。ベンチャーやスタートアップ企業だと副業やインターンで関わって会社との相性や自分の将来を見据えることができる企業も多いですが、グローバルな大企業に副業から関われるというのは、とても魅力的です。

 パソコンスキルやソーシャルゲームなどは、デジタルネイティブ世代のほうが絶対に新しい切り口や視点を持っていると思うので、若者たちが参加することで、もっと楽しくなるように思います。

シーチャウ ゲーマーの方のお話は目からウロコで、本当に参考になります。いま、お客様自体が多様になっているので、そういう方たちにほしいと思ってもらえる製品を作り続けるためにも、私たちももっと多様な視点を持っていきたいと思っています。ハヤカワさんもぜひ、副業で参加してください。

ハヤカワ 魅力的なお誘い、ありがとうございます。本気で考えます……! 今日はありがとうございました。

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