BROOKS BROTHERS

カノニコ社の上質なウール素材を使用。ラペルにはAMFステッチが入り、本台場仕立てだ。コーディネートしやすいバーズアイ柄は、春先から秋口まで3シーズン着用することが可能。スーツ¥99,000、シャツ¥13,000、ネクタイ¥12,000、チーフ¥5,000/ブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-185-718)
カノニコ社の上質なウール素材を使用。ラペルにはAMFステッチが入り、本台場仕立てだ。コーディネートしやすいバーズアイ柄は、春先から秋口まで3シーズン着用することが可能。スーツ¥99,000、シャツ¥13,000、ネクタイ¥12,000、チーフ¥5,000/ブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-185-718)

オリジンだからこそ可能な理想的なブラッシュアップ

 この春夏、改めてアメリカントラディショナルなスーチングスタイルに注目が集まっている。そこで見逃せないのがブルックス ブラザーズだ。1818年に創業した同ブランドは、アメリカンファッションの礎を築いた存在。2世紀に渡りその文化を守り続ける、アメリカの象徴とも言えるブランドである。とはいえ注意したいのは、懐古主義的な着こなしになってはいけないということ。求めたいのはあくまで現代の感覚で楽しむトラッドスタイル。その絶妙なバランス感が求められる。そこで選びたいのが『リージェント』フィットだ。ブルックス ブラザーズといえば、ボックスシルエットでアームホールに余裕のある『マディソン』が最もクラシックなスタイルだが、『リージェント』はそれに比べやや細身。高いゴージラインと幅の狭いラペルで、伝統は継承しながらもスマートさを強調したスタイルに引き上げられたモデルとなっている。アメリカントラディショナルの元祖を築いたのがブルックス ブラザーズならば、それを正しく現代的に昇華できるのも同ブランド。そのメリットを享受しない手はない。もちろんシャツはアメリカンなボタンダウンタイプで。ギンガムチェックでちょっとカジュアルに遊ぶのもいい。