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入山章栄氏(早稲田大院 教授)岩田松雄氏(スターバックスジャパン元社長)島田太郎氏(東芝 社長)が考える「新しい経営」

入山章栄氏(早稲田大院 教授)岩田松雄氏(スターバックスジャパン元社長)島田太郎氏(東芝 社長)が考える「新しい経営」

7月10日(水)ハイブリッド開催

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〇企画趣旨

DXの本質とは何か。経営者は、デジタル技術を活用した業務効率化、生産性向上のみに留まらず、ビジネス全体、組織全体に変革をもたらし、既存ビジネスとテクノロジーの融合による新規事業の創出、効率化により生じたリソースを顧客への新たな価値提案、ビジネスモデルの確立を実現していくことに注いでいくことが求められています。

不確実な時代に、新しい「価値」、新しい「組織」、新しい「収益源」を創出し、確立していくことは、ビジネスの成長と持続可能性に不可欠となります。

こうした中、変化を好機ととらえる企業は、新しい「価値」を提供するために、市場や顧客のニーズを的確かつ迅速に把握し、競合他社との差別化を加速させています。また、デジタルやAIを活用した製品やサービスの開発、業務の効率化、収益拡大に向けたリソースの集中など、戦略的に部門間を越え、全社一丸となってビジネス展開を推進しています。

そこで本カンファレンスでは、「新しい経営~新しい「価値」、新しい「組織」、新しい「収益源」の創出と確立の道しるべ ~」をテーマに、価値、組織、収益源の創出と持続可能な成長の確立に向けた戦略実行の視点から、有識者、専門家、実践者の講演を通じ考察します。

≪開催概要≫

日  時 2024年710日(水) 13:00~17:00
会  場 会場対面およびオンラインLIVE配信のハイブリッド開催
     会場参加:文藝春秋本社ホール(千代田区紀尾井町3-23)
     オンライン参加:Zoomウェビナー
対  象 企業経営者、経営幹部、経営企画部、人事部、新規事業部門など
定  員 会場参加:80名、オンライン参加:800名
参加費用 無料(事前登録制)
主  催 文藝春秋
協  賛 株式会社SmartHR、株式会社マネーフォワード
     アスタミューゼ株式会社
申込特典 申込者様限定で2週間のアーカイブ視聴をいただけます。

申し込み

※来場特典※
ご来場の皆様には入山氏の著書『世界標準の経営理論』を1冊プレゼント

≪プログラム≫

13:00~13:50 基調講演
「世界の経営学から見る、新しい経営への視座」

早稲田大学ビジネススクール 教授
入山 章栄氏

慶應義塾大学卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所でコンサルティング業務に従事後、2008 年 米ピッツバーグ大学経営大学院より Ph.D.(博士号)取得。同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授。2013 年より早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授。 2019 年より教授。専門は経営学。国際的な主要経営学術誌に論文を多数発表。メディアでも活発な情報発信を行っている。


13:50~14:20 課題解決講演①
経理データを武器にしたデータドリブン経営
~最先端経営のためのクラウド×AIの活用術とは?~

株式会社マネーフォワード
グループ執行役員 経理本部 本部長
松岡 俊氏

1998 年ソニー株式会社入社。各種会計業務に従事し、決算早期化、基幹システム、新会計基準対応 PJ 等に携わる。 在職中に、中小企業診断士、税理士及び公認会計士試験(2020 年登録)に合格。 英国において約 5 年間にわたる海外勤務経験をもつ。2019 年 4 月より当社参画。


14:20~14:30 休憩


14:30~15:10 特別講演①
「古くて新しい経営」
~ 自走式組織を生み出すミッション経営 ~

リーダーシップコンサルティング 代表
元スターバックスジャパン社長
岩田 松雄氏

1982年に日産自動車入社。製造現場、セールスマンから財務に至るまで幅広く経験し、社内留学先のUCLAビジネススクールにて経営理論を学ぶ。帰国後は外資系コンサルティング会社、日本コカ・コーラ ビバレッジサービス常務執行役員を経て、2000年(株)アトラスの代表取締役に就任。3期連続赤字企業を見事に再生させる。2005年には「THE BODY SHOP」を運営する(株)イオンフォレストの代表取締役社長に就任。2009年、スターバックスコーヒージャパン(株)のCEOに就任。「100年後も輝くブランド」に向けて、安定成長へ方向修正。ANAとの提携、新商品VIA(スティックコーヒー)の発売、店舗内Wi-Fi化、価格改定の実行など次々に改革を実行し、業績を向上。日本に数少ない“専門経営者”として確固たる実績を上げてきた。
主な著書に、『ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由』『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』『新しい経営の教科書』最新刊「共感型リーダー」などがある。


15:10~15:40 課題解決講演②
従業員データが成功の鍵
組織を強くする戦略的な人事異動とは

株式会社SmartHR
プロダクトマーケティングマネージャー
里井 惇志氏

京都大学卒業後、大手メーカーに入社し、調達業務に従事。その後、ITベンチャー企業に入社。プロダクトマーケティングマネージャーとして自社製品の企画・開発・利用促進施策の推進等を経験。2022年にSmartHRへ入社し、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」の「配置シミュレーション」「組織図・名簿」の企画・開発を担当。2024年2月リリースの「キャリア台帳」は初期構想から一貫して携わる。


15:40~15:50 休憩


15:50~16:20 課題解決講演③
イノベーション × インパクトデータ駆動型の経営とは?
~イノベーションと企業価値を最大化する戦略と手段~

アスタミューゼ株式会社
代表取締役社長
永井 歩氏

大学院在学中にアスタミューゼを起業。世界193ヵ国、39言語、7億件を超える世界最大級の無形資産可視化データベースを構築し、独自に定義した136の”成長領域”と、SDGsに対応した人類が解決すべき105の”社会課題”を基に、新規事業/オープンイノベーション支援事業、データによる未来戦略構築、社会課題解決支援SaaS事業、データ分析による企業価値・無形資産評価事業等を立ち上げる。各大学(東京大学、京都大学、東工大など多数)、事業構想大学院大学、内閣府、経済産業省、特許庁、経済同友会などの大学・組織で、新規事業戦略、未来予測、最先端テクノロジー(量子・宇宙・3Dプリンター等)のR&D/知財戦略に関する講演に多数登壇。東京大学大学院システム量子工学専攻修了。


16:20~17:00 特別講演②
「『創造力』『提案力』『実行力』で示す、東芝の新しい経営」
~ 光り輝く東芝を取り戻す、世の中にないものを生み出す、東芝の約束 ~

株式会社東芝
代表取締役 社長執行役員 CEO
島田 太郎氏

新明和工業、シーメンスを経て、2018年にコーポレートデジタル事業責任者として東芝に入社。2019年執行役常務 最高デジタル責任者(CDO)、2020年執行役上席常務、2022年3月代表執行役社長CEO、2022年6月取締役 代表執行役社長CEO、2023年12月より現職。2022年3月まで、東芝デジタルソリューションズ 取締役社長、東芝データ 代表取締役CEO、一般社団法人ifLinkオープンコミュニティ 代表理事。現在は、一般社団法人量子技術による新産業創出協議会(Q-STAR)代表理事。著書に『スケールフリーネットワーク ものづくり日本だからできるDX』(日経BP、2021 年)がある。