〇企画趣旨

「見える化」は、業務の進捗状況や問題点、成果などを視覚的にわかりやすく可視化することで、情報を共有しやすくする手法のことです。これにより、関係者全員が同じ情報を共有し、効率的かつ迅速に意思決定を行うことができます。これまで、見える化は、主に製造業やサービス業、プロジェクト管理などで広く活用され、業務効率の向上、コミュニケーションの改善、品質の向上、モチベーションの向上、リスク管理面など、組織的な経営を得意とする日本企業の成長を支えてきました。

しかしながら、人材不足による業務の属人化、一貫性のないデジタル化による現場の疲弊など、個人と個人、組織と組織の間の情報の断絶、各部門が独自のプロセスでデジタル化を進めることで生じる業務のサイロ化、顧客情報の分散など課題も顕在化してきています。

見える化は、DXの成功に不可欠な要素であり、業務の透明性と効率化を図るための重要な手段となりえますが、その目的やあるべき姿をしっかりと描き、実践することが不可欠なのではないでしょうか。

そこで本カンファレンスでは、「企業と人のパフォーマンスを最大化する!一歩先を見据えたデジタル戦略」をテーマに、現場業務の効率化が進まない、本当の理由を検証し、デジタル活用による現場課題の顕在化とその処方箋について、有識者、実践者の講演を通じ考察します。

≪開催概要≫

日  時 2024年109日(水) 14:00~16:20
会  場 ホテルグランヴィア広島(広島県広島市南区松原町1-5)
参加対象 経営者、経営幹部、経営企画部門、DX推進部門の部門長など
定  員 100名
参加費用 無料(事前登録制)
主  催 文藝春秋
協  賛 JBCC株式会社

申し込み

〇来場特典
当日ご来場のお客様ヘは文藝春秋オリジナルクオカード(1,000円分)、講演テキストなど各種特典をご用意しております。

≪プログラム≫

〇オープニング(14:00~14:05)

JBCC株式会社
西日本事業部 中国・四国支店 支店長
伴 隆夫氏


〇キーノートスピーチ(14:05~14:15)

広島市
企画総務局 行政経営部 情報政策課長
中山 和幸氏


〇基調講演(14:15~14:50)
未来を見据えたひろぎんHDのDX戦略

ひろぎんホールディングス株式会社
執行役員 DX統括部長
石原 和幸氏

1995年に新卒で広島銀行入行。支店での営業や営業企画部門を経て、総合企画部への配属をきっかけに2016年よりDXを担当。2020年ひろぎんホールディングス設立とともにデジタルイノベーション部へ配属。2024年よりひろぎんホールディングス執行役員 DX統括部長としてホールディングスのDX推進に取り組む。


〇課題解決講演(14:50~15:20) 
中堅企業が検討すべきIT基盤とは

JBCC株式会社
ハイブリッドクラウド事業部
コラボレーションエバンジェリスト
齋藤 晃介氏

クラウドサービスの企画やプロモーションを担当。その後、コラボレーションエバンジェリストとして活動を開始。これまでの経験を活かし、社内外でのファシリテーターやJBCCグループYouTuberとしても活躍し、企業のDXに関する、さまざまな情報発信を実施。


〇休憩(15:20~15:30)


〇デモセッション(15:30~15:50) 
社員自らDX!kintoneやクラウド活用によるデジタル化のススメ

JBCC株式会社
kintoneソムリエ
宮田 悠登氏

ノーコードツール「kintone」や、他クラウド活用で社内デジタル化を進め、現場のパフォーマンスを上げるヒントをデモを交えてご紹介いたします。


〇ゲストセッション(15:50~16:20)
DX成功への鍵!
見える化がもたらす業務イノベーション

ローツェ株式会社
ソフトウェア開発部システム開発課
課長
加藤 宏氏

半導体のウエハ搬送システムメーカーとして、広島県福山市を拠点にグローバルに事業を展開しているローツェ株式会社様より、ノーコードツール「kintone」を使って業務の見える化を実施し、開発現場のパフォーマンスを向上された事例を、お話しいただきます。kintoneの採用の経緯から実際の効果までもご紹介いただきます。