〇企画趣旨
デジタル技術の進化、モノからコトへのライフスタイルの変化は、企業と顧客の関係に大きな影響をもたらしています。単に顧客に商品やサービスを提供するだけでなく、ブランドやコミュニティと深く結びつき、次回も「また行きたい」と感じてもらえる体験を創出することが重要となっています。リピーターを増やし、長期的な顧客ロイヤルティを確保する、いわゆるコミュニティベースのマーケティング戦略は、
パーソナライズされた体験、オフライン、オンラインでのエンゲージメントを高めるイベント、ポイントプログラム、SNSなどを通じた感情的な繋がり、共通の価値観に基づくコミュニティの形成、顧客同士の体験の共有など様々な要素が存在します。
顧客にとって魅力的かつ意味のあるコミュニティ体験を提供することは、リピーターを育成し、持続的なマーケティング効果を創出するうえで不可欠となっています。
そこで本カンファレンスでは、「実践・コミュニティと共感のマーケティング」をテーマに、有識者、実践者の講演を通じ、新たなマーケティング戦略の方向性について考察をできればと存じます。
〇開催概要
日 時 2024年10月31日(木) 14:00~15:30
会 場 会場対面および、オンラインLIVE配信のハイブリッド開催
会場参加:文藝春秋本社ホール(千代田区紀尾井町3-23)
オンライン参加:Zoomウェビナー
参加対象 企業経営者、経営幹部、マーケティング、販売促進部門の部門長他
定 員 会場参加50名/オンライン参加300名
参加費用 無料(事前登録制)
主 催 文藝春秋
協 賛 株式会社ヤプリ
〇来場特典
ご来場をいただくお客様へは「青山企業に学ぶコミュニティ型マーケティング」を1冊プレゼント
14:00~14:50 基調講演
「“顧客から顧客へ”が創り出す、コミュニティと共感」
~ コミュニティ型マーケティングの10のポイントを探る ~
青山学院大学
国際マネジメント研究科 教授
宮副 謙司氏
九州大学法学部卒業。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了(MBA)。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了(博士:経済学)。西武百貨店、PwCコンサルティング、東京大学大学院特任研究員などを経て2009年4月より現職。専門分野は、マーケティング、流通論、地方創生論。担当科目は、「マーケティング戦略」「ファッション・リテイリング」「シビックエンゲージメント・プロジェクト」など。主な著書として『青山企業に学ぶコミュニティ型マーケティング』『新しい流通論』『米国ポートランドの地域活性化戦略』などがある。
14:50~15:30 スペシャルトークセッション
塚田農場によるお客様の心をくすぐるリピート施策
~アプリで鶏を育成?!新ポイントプログラムにより刷新される顧客体験とは~
株式会社エー・ピーホールディングス
塚田農場カンパニー 副社長 兼 マーケティング本部 副本部長
高平 学氏
高校卒業後、日本料理店にて下積み。2010年に入社後、エリアマネージャー、統括料理長の経験を経て、現在は、塚田農場の店舗運営ならびに、営業戦略・マーケティングを担当。
株式会社ヤプリ
エグゼクティブスペシャリスト
伴 大二郎氏
小売業界においてCRMの重要性に着目。一貫してデータ活用の戦略立案やサービス開発に従事した後、2011年にオプト入社。マーケティングコンサルタントを経て、2015年よりマーケティング事業部部長として事業拡大に向けた組織作りに着手。マーケティングマネジメント部やOMO関連部門等々を立ち上げ、統括しながらエグゼクティブスペシャリストという立場から社内外への発信活動を行う。2021年6月、ヤプリに参画。