〇企画趣旨
人材確保が困難を極める中、従業員の幸福や成長、パフォーマンス向上を通じて、企業の持続的な成功を支援する「エンプロイーサクセス」への取り組みが加速しています。従業員の満足度と企業の生産性の間に強い相関があると言われ、従業員の成長機会の妨げや、エンゲージメントの低下、人材育成プランの不足、経営ビジョンや組織文化への共感不足に対し、フィードバックや評価制度といった人事制度改革、キャリア支援、コミュニケーション改善を通じ、対策を図っています。
<エンプロイーサクセスの成果>
生産性の向上/離職率の低下/採用コストやナレッジ流出が防止/
イノベーションの促進/競争力・企業価値の向上
<実践の方向性>
目標設定と評価の透明性/明確な目標設定、定期的なフィードバック/
従業員支援プログラムの強化/職場環境の改善/キャリア開発支援/
オープンなコミュニケーションの推進/双方向の対話を促進する文化の醸成/
定期的なサーベイの実施/デジタルテクノロジーの活用
エンプロイーサクセスは、単なる人材管理を超えて、企業と従業員が共に成長するための戦略的取り組みとして、全社一体となり、組織全体で継続的なコミットメントが求められています。
本カンファレンスでは、有識者、実践者の講演を通じ、「エンプロイーサクセス」の現在地と展望について考察をします。
≪開催概要≫
日 時 2025年2月19日(水) 13:00~17:00
会 場 会場対面および、オンラインLIVE配信のハイブリッド開催
会場参加:文藝春秋本社ホール(千代田区紀尾井町3-23)
オンライン参加:Zoomウェビナー
参加対象 企業経営者、経営幹部、人事部門、経営企画部門、DX推進部門など
定 員 会場参加 80名 / オンライン参加 500名
参加費用 無料(事前登録制)
主 催 文藝春秋
協 賛 株式会社ヤプリ ほか
〇来場特典
ご来場様へは安斎様の新刊書籍「冒険する組織のつくり方」を1冊プレゼント
≪プログラム≫
13:00~13:50 基調講演
新時代のエンプロイーサクセス
~ 軍事的世界観を脱却し、冒険する組織をつくる「5つの基本原則」 ~
株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO
『冒険する組織のつくり方』著者
安斎 勇樹氏
1985年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。人の創造性を活かした新しい組織・キャリア論について探究している。主な著書に『冒険する組織のつくりかた:「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法』『問いのデザイン』『問いかけの作法』などがある。Voicy『安斎勇樹の冒険のヒント』放送中。
13:50~14:20 課題解決講演①
(近日公開予定)
14:20~14:30 休憩
14:30~15:10 特別講演①
「大和ハウス工業の人的資本経営の取り組み」
~ 事業を通じて人を育てる“エンプロイーサクセス”実現への挑戦 ~
大和ハウス工業株式会社
常務執行役員 人事・人財組織開発・Well-being統括担当
石﨑 順子氏
1960年生まれ。1983年、大阪大学法学部法学科卒業後、日本リクルートセンター(現リクルートホールディングス)入社。1985年、リクルートコスモス(現コスモスイニシア)にて管理部門(人事・総務・事業統括等)全般に携わり、1995年から福岡ドームプロジェクトに参画。1999年、コスモスライフ(現大和ライフネクスト)取締役、常務取締役を経て、2016年に代表取締役社長就任。2022年より現職。
15:10~15:40 課題解決講演②
株式会社ヤプリ(近日公開予定)
15:40~15:50 休憩
15:50~16:20 課題解決講演③
(近日公開予定)
16:20~17:00 特別講演②
「幸福のヒント」
~ 同調圧力とエンパシー ~
作家・演出家
鴻上 尚史氏
作家・演出家。新居浜市出身。
1981年に劇団「第三舞台」を結成し、以降、作・演出を多数手がける。これまで紀伊國屋演劇賞、岸田國士戯曲賞、読売文学賞など受賞。舞台公演の他には、エッセイスト、小説家、ラジオ・パーソナリティ、映画監督など幅広く活動。著書は表現力や、演出に関するものから、教育、世間、同調圧力など多岐にわたる。現在「鴻上尚史のほがらか人生相談」(AERA.dot)で連載を受け持ち、近著に「愛媛県新居浜市上原一丁目三番地」(講談社)、「親の期待に応えなくていい」 (小学館Youth Books)、「君はどう生きるか」(講談社)、「生きのびるヒント」(論創社)など多数。