今年2月に全米公開され、『キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド』に次ぎ興収チャート初登場2位のスマッシュ・ヒットを記録!
”地球上で最も危険を伴う職業”の一つ、飽和潜水士たちに起きた驚愕の潜水事故の全貌を描く映画『ラスト・ブレス』がいよいよ本日9月26日(金)より全国公開!
“地球上で最も危険な仕事”の一つ、飽和潜水士たちに起きた驚愕の実話と生存確率0%からの救出劇を描く極限サバイバル・スリラー『ラスト・ブレス』。そんな本作の公開を記念し、同じく“地球上で最も危険な仕事”の一つ(?)であり生存確率0%の状況を幾度となく生還してきたギリギリ芸人、さらにキュートなボウズ頭が主演のウディ・ハレルソンとお揃いのみなみかわ氏が本作を熱く語るイベントを実施いたしました。「深海91mの漆黒の海底」「ブチ切れた命綱」「海上の母船との通信&酸素は遮断」「緊急ボンベの残量は10分――」。最悪に次ぐ最悪のヤバ過ぎるトラブルが連鎖し続ける本作。世界一危険な仕事を描く極限サバイバル映画を、数々の危険な仕事を乗り越えてきた芸人・みなみかわ氏が、自身の経験してきた本作さながらの過酷なロケの裏側など、ここでしか聞けない驚愕のエピソードも飛び出し、笑いながらも手に汗握るイベントとなりました。
芸人みなみかわの“ガチで死にかけた”瞬間とは?
上映を楽しみにしているファンの前に登場した映画狂芸人・みなみかわは「こんばんは。和製『ナチュラル・ボーン・キラーズ』こと、みなみかわでございます」と本作で主役の一人を演じたウディ・ハレルソンの代表作を用いて挨拶し、「『ラスト・ブレス』の公開前夜のイベントという貴重な機会に私がゲストですみません」と恐縮。
本作では、“地球上で最も危険な仕事の一つ”と言われている飽和潜水士を描いているが、みなみかわは「かなりリアリティのある撮り方をしていて、ドキュメンタリーのような臨場感があります」と独特のカメラワークに引き込まれたと語り、「めちゃくちゃ面白かった。『ゼロ・グラビティ』という映画は宇宙でしたが、この作品は深海90mを舞台にした話。空間の描き方は似ているのですが、星の光も無く、ガチで真っ暗!そんな状況で海底にあるパイプを修理するという仕事。命綱だけが頼りでとにかく手に汗握るんです」と作品の臨場感を絶賛した。
「命の危険と隣り合わせの仕事」を描く作品にちなみ、TVでは身体を張った過酷なチャレンジを見せることでも有名なみなみかわが、この日のゲストとして招聘された。司会を務めたジャガモンド斉藤から「光が届かない暗闇で、水温が2℃ほどしかないという極限の環境のなかで作業をする潜水士のような過酷な経験は?」と問われたみなみかわは某人気番組で、息止めチャレンジを行ったことを明かすと「普通、息止めって洗面器に顔をつけるやり方ですが、あの番組では透明の筒の中に水を入れられて息止めするんです。普通の洗面器だと圧が掛からないのですが、筒だとかなりの水圧が掛かって、眼球の圧もすごい。まるで深海のようなんです。本当にきつい……」と作品との共通点を語り、常人ではなかなか経験できない恐怖体験に観客からも、感心と驚きの声が漏れた。
過酷な状況のなか、飽和潜水士たちのモチベーションとなっているのが、共に戦う仲間たちの存在。そんなチームワークや友情も描かれているが、みなみかわは「絆を強く感じたのは、同じく某人気番組で行った『素手原付チキンレース』という企画ですね」と語ると「マイナス7℃のなか、素手で原付に乗って、30キロのスピードで北上するんです。僕とお見送り芸人しんいち、あかつという3人で、誰が一番早く着くかという対決をしたのですが、僕の芸人人生で最も過酷なロケでした」と告白。「本来10分ぐらいで限界なのですが『あいつらも頑張っておるから、俺もやらんと』という変な絆が生まれました」と本作同様に最悪の状況の中で生まれるアツい絆を感じるエピソードを振り返っていた。
さらに飽和潜水士が常に命の危険にさらされていることにちなみ、みなみかわが、これまでの仕事で最も命の危険にさらされた体験を聞かれると、アフリカで開催されるお祭りに行ったロケで、現地の人たちが巨大なワニを素手で生け捕りにした出来事だと回答。
みなみかわは「まさにデスゲームの様相でした」と苦笑いを浮かべると「でもそのあと帰国するとなったとき、ビン・ラディンが殺されたというニュースがあって。『日本人は拉致される』という噂が立っていて、現場の軍隊と山賊を雇って2日間かけて命からがら帰ってきたんです。軍人の持っていたライフルの端っこが意図せず、ずっと頭に当たってきて……」という驚愕のエピソードを披露。そんなみなみかわだが、命がけで日本に帰ってきたものの、そのロケのVTRがスタジオで流された際「大滑りしたんです。本当にすごい滑り方で、番組が終わってしまったんです。そのことが一番怖かったですね」とオチをつけて会場を笑わせていた。
この日みなみかわがキャスティングされたもう一つの理由が、主人公ダンカンを演じたウディ・ハレルソンにちょっと似ているから。
そのことを聞いたみなみかわは「こちらはウディ・ハレルソンというよりは、ジェイソン・ステイサムのつもりなんですけれどね!」とぼやきながらも、「どちらに似ていると言われるのも光栄ですけれどね」と会場から笑いをさらっていた。
また、ウディがブラジリアン柔術を習得していることが司会者から告げられると、みなみかわは「ロシア発祥の武術・システマをやっていますからね」と語り「とにかく何かあったときは呼吸法が大切。僕がバラエティにしちゃっていますが、システマはロシアの軍人が使っているメソッドなので、本物なんですよ」と共通点を挙げていた。
『ラスト・ブレス』と様々な共通点があったみなみかわは「すごく潔い映画です」とポイントを挙げると「普通映画というのは、いろいろな描写で肉付けするものですが、シンプルなのですごく作品に没入できる。そこが逆に新しい。体験できる映画です」と見どころを語っていた。
STORY
潜水支援船のタロス号が北海でガス・パイプラインの補修を行うため、スコットランドのアバディーン港から出航した。ところがベテランのダンカン(ウディ・ハレルソン)、プロ意識の強いデイヴ(シム・リウ)、若手のクリス(フィン・コール)という3人の飽和潜水士が、水深91メートルの海底で作業を行っている最中、タロス号のコンピュータ・システムが異常をきたす非常事態が発生。制御不能となったタロス号が荒波に流されたことで、命綱が切れたクリスは深海に投げ出されてしまう。クリスの潜水服に装備された緊急ボンベの酸素は、わずか10分しかもたない。海底の潜水ベルにとどまったダンカンとデイヴ、タロス号の乗組員はあらゆる手を尽くしてクリスの救助を試みるが、それはあまりにも絶望的な時間との闘いだった……。
出演:ウディ・ハレルソン、シム・リウ、フィン・コール、クリフ・カーティス
監督:アレックス・パーキンソン 原作:ドキュメンタリー『ラスト・ブレス』(メットフィルム)
脚本:ミッチェル・ラフォーチュン、アレックス・パーキンソン&デヴィッド・ブルックス
2025年|米・英|英語|93分|カラー|5.1ch|シネマスコープ|原題:Last Breath|字幕翻訳:大西公子|映倫区分:G|©︎LB 2023 Limited
提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ
公式サイト:lastbreath.jp キノフィルムズ公式X:@kinofilmsJP
提供/(株)キノフィルムズ




