〇企画趣旨
日々の経理・財務業務は、決算対応や税務処理、各種資料作成などに追われ、「変わらなければいけない」と感じながらも、目の前の業務に手一杯という方が多いのではないでしょうか。一方で、AIやデジタル技術の進展、人材不足の深刻化、2026年度税制改正への対応など、経理・財務部門を取り巻く環境は確実に変化しており、従来のやり方を前提とした業務運営には限界が見え始めています。
こうした中、CFOや経営層は、経理・財務部門に対して「正確性やコンプライアンスの確保」に加え、「経営判断に役立つ情報を、より早く、分かりやすく提供すること」を強く期待しています。月次・四半期の数字をまとめるだけでなく、その背景や変化の要因、将来への示唆まで含めて説明できるかどうかが、経理・財務部門全体の評価にも直結するようになっています。
一方で、現場ではペーパーレス化やシステム導入、AI活用が進む中、「業務は楽になるはずなのに、実感がない」「新しい仕組みを使いこなせていない」といった声も多く聞かれます。マネジメントサイドから見ても、単なるツール導入ではなく、業務のやり方そのものを見直し、現場の負担を減らしながら付加価値の高い業務へシフトできているかが重要な関心事です。また、経理・財務部門には、事業部門との連携を通じて、数字を「管理する側」から「活かす側」へと役割を広げることが求められています。CFOの視点では、現場の状況や課題を理解したうえで、経営と事業をつなぐ“共通言語”として数字を使える人材の育成が、今後の組織力を左右する重要なテーマとなっています。
本カンファレンスでは、経理・財務部門の実務担当者が日々感じている課題を出発点としながら、CFO・マネジメントが何を期待し、どこに課題意識を持っているのかを共有します。AIとの向き合い方、業務効率化の進め方、人材育成の考え方を通じて、実務と経営の視点をつなぎ、「経理・財務として一歩先の役割」を考えるきっかけとなる場を目指します。
〇開催概要
開催日時 3月16日(月) 13:00~17:00
会 場 ブリーゼプラザ小ホール
(大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー 7階)
参加対象 企業経営者、経営幹部、経営企画部門、経理部門、財部部門、
ガバナンス部門の部門長など
定 員 100名
参加費用 無料(事前登録制)
主 催 文藝春秋
協 賛 ファーストアカウンティング株式会社、株式会社アバント
ピー・シー・エー株式会社、Sansan株式会社 ほか
〇来場特典
ご来場者様へは、松田様の共著書「事業ポートフォリオマネジメント入門」を一冊プレゼント

〇プログラム
13:00~13:50 基調講演
「事業ポートフォリオマネジメントの必要性と実務」
~ 事業の将来予測、企業価値の向上を担う、経理・財務部門の責務 ~

東京都立大学経済経営学部 教授
東京都立大学大学院 経営学研究科 教授
松田 千恵子氏
株式会社日本長期信用銀行にて国際審査、海外営業等を担当後、ムーディーズジャパン株式会社格付けアナリストを経て、株式会社コーポレイトディレクション、ブーズ・アレン・アンド・ハミルトン株式会社でパートナーを務める。事業会社の社外取締役、政府等の委員を務める。東京外国語大学卒業、仏国立ポンゼ・ショセ国際経営大学院経営学修士、筑波大学大学院企業科学専攻博士課程修了。博士(経営学)。近刊に「サステナブル経営とコーポレートガバナンスの進化」(日経BP社)、「全社戦略ーグループ経営の理論と実践」(ダイヤモンド社)、「考える道標としての経営戦略」(日本実業出版社)等。
13:50~14:20 課題解決講演①
「近日公開」
ファーストアカウンティング株式会社
14:20~14:30 休憩
14:30~15:10 特別講演
「近日公開」

コクヨ株式会社
執行役員 Finance & Accounting本部長
本田 仁志 氏
早稲田大学卒業後、東芝にて経理および財務領域を担当。その後、アーバンコーポレイション、ファーストリテイリングを経て、2008年トランスコスモス入社後、CFOに就任し経営管理、経理、財務、法務、総務、システム部門を統括。19年より日立物流(現ロジスティード)入社後、常務執行役員CFOを務め、24年4月に執行役員として弊社に入社し現職に至る。
15:10~15:40 課題解決講演②
AI×DX時代に経理財務部の存在意義はどう変わるのか?
~FP&A機能強化を形骸化させないマネジメントポイント~

株式会社アバント
事業統括本部 COO室 ディレクター/室長
大竹 啓介氏
1998年メガバンクに入社後、外資系保険会社にてCRM戦略の立案・実行、BI・DWH導入に従事。大手総合コンサルティングファームにて大手上場企業の経営戦略策定を支援。その後、上場企業(製造業)の経営企画部リーダー・子会社取締役として全社戦略・グループ経営管理の実行支援に加えて、ERP導入や不採算事業の再生に従事後、2017年独立系コンサルティング会社に入社。取締役CSOとして全社戦略・営業戦略に加えて、会計・ERP領域のコンサルティング事業の拡大を牽引。2025年4月に株式会社アバントに入社、現職。
15:40~15:50 休憩
15:50~16:20 課題解決講演③(近日公開)
16:20~17:00 特別講演
「部分最適から全体最適の経営へ」
環境変化に迅速に対応し、企業価値を上げ続ける実践ROICマネジメント
~ 企業価値向上に貢献する、経理・財務部門のあるべき姿とは? ~

日本CFO協会 理事
オムロン株式会社 元 取締役執行役員専務 CFO兼グローバル戦略本部長
日戸 興史氏
元オムロン 取締役専務執行役員 CFO 兼 グローバル戦略本部長。1983年立石電機(現オムロン)入社。エンジニア、技術企画を担当。1996年から4年間シリコンバレー駐在。2006年オムロンヘルスケア経営統括部長、2014年オムロン(株)取締役執行役員常務、2017年CFO就任。2023年6月 退任。現在は、現在は、プライム上場企業3社の社外取締役、日本CFO協会理事を務めるとともに、これまで経験を活かして、要請があった企業の業績向上取り組みや、経営者/CFOへのアドバイス、コンサルタントを行い、日本企業の発展をサポートし、よりよい社会の実現に貢献していきたいと考え、活動をしている。
