「ねえママ、飽きた。早く帰ろう!」

 薬局の混み合った待合室で、小学生になったばかりの息子が声を上げた。

「もう少し待ってね」

 ユミコは息子を落ち着かせようとする。大通りに面したこの店舗は、近くに内科、耳鼻科、皮膚科があり、薬をもらうために多くの患者が集まる。そのため、いつも薬をもらうのに長い時間が掛かる。

「アイン薬局」を中心に全国2,000店舗以上の調剤薬局を展開するアイングループ(2026年1月末)。

「えー、やだー。外で走ってきていい?」

「危ないから駄目。車が通るでしょう」

「じゃあ踊っていい? ウォー、ウォー、ウォー、ウォー」

 YouTubeで見た踊りを真似し始める。息子の両手を握って動きを止め「静かに待とうね」と、低い声で言った。

 受付で処方箋を出してから、すでに20分が経っている。子供が大人しくできる時間をとうに超えている。自分の番が回ってくるのはいつだろう。病院と薬局で2時間ぐらいが潰れる。せめてこのどちらかでも時短ができればいいのに……。ユミコは、ため息を吐きそうになるのを、ぐっとこらえた。

 自動ドアが開いて、外の新鮮な空気が入ってきた。顔を向けると、短い髪の颯爽とした姿の女性と目が合った。ママ友で同じ町内の鈴木マイだ。子供が同じ学年で、よく情報交換している。何事にもそつがないタイプで、お姉さんのような存在だ。

 マイはユミコに、ひらひらと手を振った。そしてまっすぐ受付に行き、処方箋を手渡した。マイは、先に薬をもらって精算を済ませた。

「お先に」

 マイは一声掛けて薬局を出て行く。

 えっ、どういうこと? どうして処方箋を渡すだけで、先に薬を受け取れるの? お得意様? 

「ねえ、ママ~」

 息子がユミコの足をドラムのように叩き始める。ユミコは仕方がなく息子の相手をする。そして隙を見つけてマイにLINEでメッセージを送った。

 ――マイさん、薬をすぐもらってましたけど、あれ、何ですか?

 ――今忙しいから、夜の町内会の集まりで説明するね。

「ウォー、ウォー、ウォー、ウォー!」

「静かにしなさい」

 こちらも、にわかに忙しくなってきた。質問は諦めて、ユミコはスマートフォンを鞄にしまった。

サクッと薬を受け取っていた、先輩ママの種明かし

 その日の夜、ユミコは町内会館に行った。住宅街の隅にある二階建ての建物だ。

 戸を開けて集会場に入ると、見慣れた顔の人たちがいた。長机の上には駄菓子の入った段ボール箱が見える。このあとみんなで、子供会で配るお菓子の袋詰めをする予定だ。

「マイさん」

 薬局で会ったマイがいたので声を掛ける。マイはスマートフォンから顔を上げてこちらを見た。

「あ、ユミコちゃん。さっきはみっちゃんが大変そうだったね」

「本当に」

 げんなりした顔をしながらマイの隣に座る。

「マイさんは、あの薬局の常連さんとかですか?」

 問い詰めるように尋ねると、マイはゲラゲラと笑った。

「そんなたいそうなものじゃないわよ。アプリから処方箋を送っただけ」

「アプリ?」

「ユミコちゃんはダウンロードしていないの?」

 何のことだろう。

薬局での待ち時間を短縮できる
“とあるアプリ”はこちら

「『いつでもアイン薬局』。たぶんユミコちゃんも入れているはずよ。あの薬局に初めて行った時、質問票をアプリで入力したって言ってたでしょう」

 記憶をたどる。去年、息子が小学校に上がる前に、この町に引っ越してきた。最初に病院にかかった時、そういうことがあったような気がする。

「大昔のことだから覚えていません」

「引っ越してきたの去年だよね。1年も経っていないでしょう」

 二人でぷっとふきだした。その頃の話をしたあと、アプリの話題に戻る。

「それじゃあ、少し教えてあげる」

 マイは、どことなく得意げだ。

「あのアプリにはいろいろと機能があって、処方箋の送信ができるの。カメラで処方箋の写真を撮って送るでしょう。薬の用意ができたら通知が来るの。あとは薬局に行って、処方箋を渡して、受け取ればいいわけ」

 手品の種を明かすようにマイは言う。

「子供を連れて行くと面倒でしょう。だから私はいつもあんな感じ。病院に子供を連れて行ったら、さっさと家に送って、職場に戻って仕事を再開するの。

 職場で通知を受けて、仕事帰りに薬局に寄ればミッション・コンプリート。簡単でしょう」

「そんな裏技があったとは……」

 ユミコはほとほと感心した。

「いやいや、初回に説明があったはずよ。あと、店頭にポスターも貼ってあるから」

 マイの説明を聞いて、ユミコは肩を落とした。

「どうしたの?」

「私、気付いていませんでした」

「子供がいると、そうなるよね」

 マイにも経験があるのだろう。子供ばかりを見ていて、回りが目に入らなくなるのだ。

処方箋の送信も、お薬手帳も、服薬指導も、みんなアプリでできる!

「それでね、これがさっき説明した処方箋送信のボタン」

 マイは「いつでもアイン薬局」のアプリを起動してユミコに見せる。

「他には、お薬手帳の機能もある。処方薬だけでなく市販薬やサプリメントも登録できる。服薬アラームの機能も何気に便利よ」

「確かに便利そうですね。私、よく飲み忘れるんです」

「お母さんが忘れちゃダメじゃん!!」

 マイがツッコミを入れる。

「あとは、オンライン服薬指導もあるわ。ビデオ通話で薬の説明を受けられる。チャットやビデオ通話で薬剤師に相談する機能もある。カレンダーで通院日を管理したりもできる」

「いろいろあるんですね」

自分の情報だけではなく家族会員も紐付けて登録できるので、子供の分もまとめて「いつでもアイン薬局」アプリで管理が可能に。

 ユミコは自分のスマートフォンを出して、アプリの一覧を表示する。スクロールしていくと見つかった。初めて薬をもらいに行ったときに入れていたようだ。

「それでは時間になったので作業を始めます」

 町内会長の声が響いてきた。

「あっ、もうやめないといけないですね。家に帰ったら、いろいろと触ってみます」

「分からないことがあったら何でも聞いてね」

 マイの言葉に、ユミコは笑顔を返した。

アイン薬局をもっと便利に利用できるアプリ
「いつでもアイン薬局」はこちら

 家に帰り、子供を寝かしつけたあとにアプリを起動した。さっそく、今日行った薬局を登録する。

「えーと『新たなアイン薬局とつなぐ』を選ぶんだったよね。そして、ご利用薬局お客様番号を入力と」

 番号は、薬局でもらった「おくすり説明文書」の右上にあるとマイに教えてもらった。画面をLINEに切り換えて、マイにメッセージを送る。

 ――登録完了しました。

 ――これで待ち時間短縮だね。登録店舗でもらった薬は、お薬手帳にも自動で登録されるよ。

 お礼のメッセージを送り、床に寝転がって伸びをした。一仕事終えた気分だ。まだ使いこなせるかは分からないが、まずはこれでいいだろう。

「うー、ビールが飲みたい気分」

「一緒に飲む?」

 夫が期待の眼差しを向けてきた。

「飲まない。気分だけ」

 夫が残念そうな顔をする。大型犬みたいで可愛いなと思う。

薬や健康に関するお役立ちコラム「あいちゃん通信」は、アイン薬局の公式ウェブサイトや「いつでもアイン薬局」アプリで読むことができる。

「さて」

「いつでもアイン薬局」アプリに戻って「あいちゃん通信」というコラムを開いた。健康関係の気になるタイトルが並んでいる。今回の件をきっかけに、お薬や薬局のことをもう少し知りたいと思った。

「一日、一つぐらいのペースで読んでいこうかな」

 ユミコは起き上がって、最初のコラムを読み始めた。

「いつでもアイン薬局」のアプリダウンロードはこちら 

QRコードからもアプリのダウンロードページに遷移できます

アプリについて
iOS バージョン16.0以上
Android OSバージョン11.0以上

※アプリ利用時の通信費はご利用者さま負担となります。
※iOS,App StoreはApple Incの商標です。
※Android,Play StoreはGoogle LLCの商標です。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。