〈賭博で捕まったら頼りになる弁護士か?〉
〈賭け麻雀で処分されても、弁護士登録ができるなんて〉
ある報道に対し、X(旧Twitter)でこんな声が次々と上がった。渦中にいるのは、数年前に「安倍官邸の守護神」と呼ばれた人物だ。
「安倍官邸の守護神」が弁護士に
11月8日、黒川弘務・元東京高検検事長(67)が弁護士登録したことが報じられた。所属は第一東京弁護士会で、登録は11月1日付だという。
黒川氏といえば、安倍晋三政権で法務省大臣官房長、法務事務次官を歴任し、国会対応や政治家との折衝などで抜群の手腕を発揮。検事総長に次ぐ検察ナンバー2の東京高検検事長だった2020年1月、黒川氏の定年延長が閣議決定されて大きな波紋を呼んだが、同年5月に「週刊文春」が報じた「賭けマージャン」問題を受けて辞職していた。
あれから4年半後の弁護士登録。社会部記者が解説する。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル