18年前の事件を自白した男は、女児を刺して性的興奮を覚えるサディストだった。兵庫県警で警部まで務め、叙勲もうけた父親は「警察官としての誇りをもって死なせてくれ」と……。
2018年6月。兵庫県加古川市内の長閑な住宅街の一角に佇む、築50年ほどの木造住宅。小さな部屋を占領するベッドに腰かけた80代半ばの白髪の老人は、腰の痛みに耐えながら言葉を絞り出した。
「わしもな、もう静かに死にたいんや。静かに終わりたいんや。息子のことが、どうにも引っかかって。そういう人間が子供におったらな、いろいろあるんやて。“警察官の子供が殺人犯”と出てほしくないんや」
初月99円 または 初年度9,999円
でこの続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
キャンペーン終了まで
-
月額プラン
1カ月更新
99円/初月
5月7日㊌ 10:00までにお申し込みの方限定 通常価格95%OFF
2カ月目から通常価格2,200円
期間限定
-
年額プラン
1年更新
およそ833円/月
5月7日㊌ 10:00までにお申し込みの方限定 通常価格の半額以下
期間限定
-
3年プラン
59,400円一括払い、3年更新
1,650円/月
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

source : 週刊文春 2024年11月21日号