居酒屋大手ワタミは11月14日、今年4〜9月期の連結決算を発表した。消費の回復もあり、売上高は前年同期比7.6%増の433億8600万円。ただ、純利益は為替の影響を受け、48.6%減の14億3700万円に留まった。
「決算発表に先立ち、ワタミは10月25日、サンドイッチチェーンを展開する米サブウェイの日本法人を買収しました。渡邉美樹会長兼社長(65)は『居酒屋のワタミからサブウェイのワタミにする』と意気込んでいます」(ワタミ関係者)
国内外食319店舗(今年9月末)のうち、約7割が居酒屋で、一本足からの脱却が急務だったワタミ。渡邉氏は近年、CFOを務める長男・将也氏と共に次の成長を託すファストフードの買収を検討してきた。日本未上陸の米ハンバーガー大手、イン・アンド・アウト・バーガーなどにも接触していたという。
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source : 週刊文春 2024年11月28日号