「自分のやったことを理解して、反省して一生しないでほしい。こういう可哀想なことを子供たちにしているということ。もうやめてほしいと思います」
11月13日午後、東京地裁の818号法廷に少女の悲痛な訴えが響き渡った。被告人席で俯くのは、人気ミュージカル「アニー」のアニー役を多数輩出してきた演出家の大山浩被告である。この日、少女は被告人を終始「あいつ」と呼び、2時間以上にわたり、自らが受けた性被害を切々と訴えた。
事件が起こったのは、昨年12月16日のことだ。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル